衫山翔
中华人民共和国,简称中国。对于这个国家,存有好印象的日本人似乎不是很多。而我,原本也是其中之一。由于钓鱼岛事件、反日游行等新闻不绝于耳,我对中国,内心充满不安。
但是,如今我已经深切认识到这种偏见的错误。首先,是在北京机场,在我通过安检,去洗手间的时候,忘记了带手帕,没办法,只好湿着手回去。就在此时,穿着制服的机场工作人员,为我指明了纸巾的地点。这虽然是件微不足道的小事,但却是我改变偏见的开始。
在之后的中国研修之行中,令我印象深刻的有3个人。第一位是北京市人民对外友好协会的小李。小李在我们这次中国之行中提供的帮助之多、之大,可以称得上是我们的“恩人”了。第一天是游王府井。王府井相当于日本的“竹下通り”。在这么繁华的街道上,为了不使我们迷路,小李一直举着红色的小旗,并且给我们讲解王府井的历史。为了让我们听明白,不留困惑,他着实下了一番功夫。不仅如此,他还在我们访问的各个地方充当翻译,帮助我们解决下榻酒店的各种问题。在他的倾力帮助之下,我们的中国之行充实而愉快。
第二位,不是单个人,而是我这次中国之行的中心——民宿家庭。这次接待我的民宿家庭,不但很有涵养,而且在各个方面都安排得很周到,让我感到安心踏实。而最让我感动的,也最有魅力的,是他们的为人。特别是,我的民宿伙伴ケイズイ和他的妈妈。他们非常热情地接待我,事事想着第一次参加民宿活动的紧张的我。甚至,我只是无意间说了句动物园的熊猫,他们便特意带我去了北京动物园看熊猫,还带我吃了豪华的北京料理。他们周到的、无微不至的、隆重的接待让我很过意不去。而此时,我心中对中国的那些偏见早已烟消云散。
第三位,是二十一国际旅行社的问地先生。老实说,起初我对他没有什么好感,而当我正在为没有充电器苦恼时,问地先生特地帮我向酒店工作人员询问是否有充电器。又想起他之前为我们做的点点滴滴,我彻底改变了以前的想法。
除此之外,帮助过我们的人还有很多。通过这次中国之行,我懂得了一个道理:对于很多事情,我们不应仅仅通过新闻媒介获取信息,更重要的是要通过自己的经历去感受、去体会。当然,在大街上,在观光地,也有一些不友好的目光。但更多的是,不吝啬给予帮助的人们,不吝啬热情的人们,因为他们我甚至可以忽略掉那些不友好的目光。“如果有为难的事情,我会帮助你的。”“身体怎么样,没有什么不舒服吧?”正是这种关心的累积,使得我们这次中国之行如此顺利、如此成功。我们的团员之间也是如此。从起初的互不认识、疏远冷淡,到活动结束后彼此敞开心扉。无论是夜间大声喧闹被老师斥责,还是吵架、意气用事,所有的所有,都是这次中国之行中宝贵的、不可替代的回忆。这次中国之行,感觉过去了很久,又仿佛就在昨天;感觉时间过得很慢,又觉得时间太短。我会将这次中国之行的感受铭记于心。在我苦恼的时候这些回忆会是使我重新振作的力量。与此同时,我也会把在这次研修中感受到的真实的中国人,他们热情款待我们的心意传达给日本人。在我的学校,有很多观念保守排外的同学,也有很多对中国印象不好的同学。希望他们能够改变自己的想法,减少对中国的偏见,我会为此而努力。这是我能够做的,对中国人的回馈。
中国の人々から学んだこと
中華人民共和国。通称“中国”と呼ばれるこの国に、明るいイメージをもっている日本人は少ないと思います。かくいう私も、その一人でした。尖閣諸島や反日デモに盗作疑惑。ニュースでその名を耳にしない日はないであろうその国に、内心、不安が渦巻いていました。
しかし、すぐにそんなものは偏見であると痛感しました。始まりは、北京の空港。入国審査を終え、トイレに行った私が、ハンカチを忘れてしまい、仕方なく、濡れた手で帰ろうとしたところ、空港職員の制服を着た人が、指をさして、ペーパータオルの場所を教えてくれました。些細なことではあるけれど、少なからず、私の偏見を払拭したきっかけでした。
その後、私たちは、中国派遣の地へと歩を進めていったのですが、この派遣研修で心に特に強く残った人が、3人いらっしゃいます。一人は北京市人民対外友好協会の、李さんです。李さんは、今回の中国派遣で幾度となく私たちを助けてくれた、恩人です。初日の王府井(ワンフーチン)という、日本の竹下通りに相当する場所でも、私たち迷わず付いて来られるように、赤い旗を揚げ続けてくれていたり、王府井設立の歴史を説明してくれたりと、私たちが困らないように、工夫を張り巡らせてくれていました。私たちが訪問した数々の場所での通訳やホテルでのトラブルの解決も、李さんが尽力してくれたおかげで、存分に楽しむことができました。
2人目は、今回の中国派遣の目玉でもある、ホームステイ先のご家族です。私が泊めていただいたご家庭は、質素ながらも配慮が行き届いており、不思議と落ち着く空間でした。しかし、本当の魅力は人間。とくに、パートナーのケイズイとそのお母さんは、とても優しく接して下さり、初めてのホームステイで緊張していた私を気遣ってくれました。更に、私が何気無くつぶやいた、パンダのいる北京動物園に連れて行ってくださったり、豪華な北京料理でお祝いをしてくださったりと、心が痛むほどにもてなしてくださいました。この時には、もう、中国への偏見は消え去り、過去の遺物と化していました。
そして、3人目。二十一国際旅行社の、問地さんです。正直なところ、始めはあまり気にしていなかったのですが、私がホテルで充電器がなくて困っていた時に、問地さんは、ホテルの人に掛け合って、充電器がないかどうかを聞いてくださりました。そして、問地さんの今までの私たちへの努力をおもいだし、とても反省しました。
このほかにも、私たちのために、努力を続けてくれた方々は大勢、いらっしゃいます。そして、今回の中国派遣を通し、私は、あることを学びました。それは、メディアが伝える情報だけではなく、自分の目で見ることが大切ということです。確かに、街中や観光地では、私たちをよく思っていないと感じられる視線もありました。けれど、それがかすんで見えるほどに、努力を、優しさを、惜しまなかった人たちが沢山いました。「困ったことあったら、必ず力になる」「体の調子は良いか、悪い部分はないか」そんな思いの積み重ねが、今回の中国派遣を成功に導いたのだと思います。団員間においてもそうです。はじめは、知らない人には余所余所しさが全開でも、派遣が終わる頃には、互の懐を見せられるほどになっていました。夜に騒ぎ過ぎて、先生に怒られたのも、喧嘩をして、意地を張りあったのも、すべてが、今回の中国研修での、大切な、かけがえのない思い出です。出発当日が何か月も前に感じられるような、けれど、あっという間だったような。そんな、短くて、長い、中国研修でした。これからは、この研修で学んだことを胸に、学校生活や私生活を送ります。悩んだ時の力になるような、そんな思い出として、一生の記憶にしていきたいです。それと同時に、この研修で学んだ、中国の人たちの本当の姿、自分たちが受けたもてなしに込められた想いを日本の人たちに伝えていきたいです。私の学校にも、外国を毛嫌いし、日本に保守的な意見を持っている友達がいます。そのほかにも、中国という国によいイメージを持っていない生徒は大勢います。その人たちの考えを変えられるように、中国という国への偏見が少なくなるように、私は努力していきたいです。それが、私のできる、中国の人々への恩返しです。
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