首页 百科知识 失礼失礼失礼失礼返場

失礼失礼失礼失礼返場

时间:2023-10-20 百科知识 版权反馈
【摘要】:四つのテレビドラマを総合して見れば、別れる時のあいさつ言葉は以上のものがあった。「さようなら」は人と別れる時のあいさつ言葉である。また、しばらく会わないと覚悟している時や、特に恋人同士が別れ話をする時などにもよく使われている。使用者としては、子供と女性が多数を占めている。使用時間は主に夜お別れをする時であり、親しい関係の人の間でよく使われる。
別れる時_日语寒暄语言行为研究

①失礼します

(「これで失礼するわ」、「失礼いたします」、「じゃ、失礼します」、「ちょっと失礼」)

②じゃ

(「じゃね」、「それじゃ」、「じゃな」、「じゃあね」、「それじゃね」、「じゃ、これで」)

③気をつけて

(「お気をつけて」、「気をつけてね」、「気をつけてな」)

④ではまた

(「また後で」、「じゃまたあした」、「それじゃ、また」)

⑤楽しかった

(「今日は楽しかったです」)

⑥お休み

(「お休みなさい」)

⑦お疲れさま

(「お疲れ様でした」)

⑧バイバイ

⑨お大事にね

⑩元気でな

①さようなら

②じゃご機嫌よう

③どうも

1.「じゃ」類と「お休み」類

四つのテレビドラマを総合して見れば、別れる時のあいさつ言葉は以上のものがあった。その中で、「じゃ」類は60例あって使用頻度が一番高い。「じゃ」類は、上下関係のはっきりしない、あるいは上下関係のない場合でよく使われる。例えば兄弟、夫婦、知り合い、恋人同士などである。上下関係がはっきりしている場合は、目上が目下によく使う。例えば先生が学生に、先輩が後輩に、親が子供に使う場合である。「お休み(お休みなさい)」は夜のお別れのあいさつとして使用頻度が高い(20例)。

2.「さようなら」

「さようなら」は人と別れる時のあいさつ言葉である。18類あった。敬意が含まれていないので、目上の人物には用いることができない。「さようなら」の変化した語である「さよなら」も同じく敬意が含まれていないので、目上の人に対して用いることはできない。「さようなら」の本来の意味は「左様ならば、これにて失礼申し上げます」であるとされている。「こんにち」の摩滅のタイプと同様に「左様ならー」の後の部分が省略されたものであり、「さようなら」自体は言葉としての表現内容は無意味だと言える。「左様ならー」は私たちが日常で使っている言葉に言い換えると「それでは(それじゃ)―」などになる。またよく使われている「じゃあね」などもここから派生した言葉だと考えられる。別れの際のあいさつに使われる言葉がこのように、実際の文章のなかでは大切になる「伝える内容」が省略された形となっていることから、「言ってしまわないこと」を大切にしようとする「言わぬ花」的な発想があったのではないかと考えられる。

「さようなら」は以上の特徴のほかに、高校生以下の生徒がよく先生に対して使い、先生も同じように「さようなら」と返事するところが目立つ。また、しばらく会わないと覚悟している時や、特に恋人同士が別れ話をする時などにもよく使われている。

3.「失礼します」類

17例の「失礼します」は改まった感じのあるあいさつ言葉なので、よく目下が目上に対して使う。上下関係がはっきりしない場合、それほど親しくない人の間でもよく使われている。「失礼します」について『広辞苑·第五版』によると「失礼」は「①礼儀を欠くこと。礼儀をわきまえないこと。不作法なこと。一略。②別れること、暇を乞うこと。一略。③人に問いかける時、別れる時、詫びる時などの気軽なあいさつ語。感動詞的に用いる。ごめんなさい。一略。」とある。ここでは②③に関わる別れの場面で用いられる。これから別れるために「します」がつけられて使われるのが一般的である。もともとは目上の人に対してその場を立ち去ることが「礼を失う」行為であると考えられたためにこのような言葉が使われたが、現在ではこのような意味を考えられることはほとんどなく、広辞苑にあるように気軽に使うことができる。しかしやはり丁寧な言い方であるため、対等やそれ以下の相手に対して使うということはほとんどない。「失礼します(いたします)」に対する返事は「失礼します」や「お疲れさま」などが使われる。電話を切る際の言葉としてもよく使われる。

4.「バイバイ」

「バイバイ」は英語が日本語化されたものであり、人に出会う時のあいさつ言葉「ハロー」より、広く日本人に受け入れられるようで、使用頻度も高い(12例)。使用者としては、子供と女性が多数を占めている。子供に対する返事として大人の男性も使用するが、抵抗感を持っている人も少なくないと言われている。

5.「気をつけて」類と「ではまた」類

「気をつけて」類も使用頻度が高いほうである(11例)。使用時間は主に夜お別れをする時であり、親しい関係の人の間でよく使われる。「ではまた」類は使用頻度がそれほど高くないが、「じゃ·類より、やや鄭重で、改まった言い方である。そして、「じゃ」類より上品な感じがあるので、女性に多用される傾向がある。

6.「お大事にね」、「元気でな」、「楽しかった」、「御機嫌よう」

「お大事にね」と「元気でな」と「楽しかった」は、病気見舞いする時、しばらく会えず別れる時、誘いに乗ってデートなどをした後別れる時のような特定の場面が必要なので、それほど多く使われていない。最後の「じゃご機嫌よう」は、出会ったの「ご機嫌よう」と同じく、やや古い言い方であり、一例しかない。それに、この二つの言葉とも一人の登場人物が言った台詞なので、一般性がないと思われる。

7.「お疲れさま」

「お疲れさま」類は慰労のあいさつ言葉でありながら、仕事や勉強などが終わった時、同僚や学生同士の間では、それをお別れのあいさつとしても使われている。資料には3例があった。

「お疲れさま」は『敬語の用法』(1991)によると、「疲れたと思われる人に対して言うねぎらいの言葉。あいさつ語。芸能界·放送界の特殊用語としては、ひと仕事終わった時に使われる。くだけた言い方として「おつかれさん」がある」とある。これが別れの場面で使われるのは、後半の部分の「ひと仕事終わった時に使われる」の意味からきていると考えられる。現在では芸能界や放送界だけに限らず、広く社会で使われる別れのあいさつ言葉になっている。「さようなら」に待遇表現がないために目上の人に対して用いることができないということも、この言葉が別れのあいさつとしてよく使われる理由であるといえる。

「お疲れさま」のほかに「さま」や「さん」が省略された「おつかれ」とだけ言うあいさつ言葉も対等の相手に対してはよく用いられる。ここでは引用の前半部分の「疲れたと思われる人に対して言うねぎらいの言葉」の意味で使われていることが多いのではないか考えられる。仲間同士でお互いに仕事を終えて「疲れたね」という気持ちを込めて言い合い、別れのあいさつとしているのであろう。

8.総合分析

別れのあいさつ言葉には、お互いが同じ言葉を言うものと異なる言葉を交わすものがある。同じ言葉とは「さようなら」に対して「さようなら」と答えるような対称性のあるもので、異なる言葉とは日本語であえていうならば「お先に失礼します」に対して「どうぞ、お疲れさまでした」と答える返事をするような場合のものである。

同じ言葉を言う場合には三つのタイプがある。一つは「さようなら」のような「自分の行動」に着目したもの、二つ目は「また会いましょう」といった「再会」について述べるもの、もう一つは「幸福を」、「神のご加護が…」といった別れた後の「相手」のことについて述べるものである。

去る人が居残る人に言うあいさつと、居残る人が返事をするあいさつが異なるという場合は、二つのタイプがあるようだ。一つは残る人に対して「健康に居てください」といったものである「相手の行動」についての言葉が使われるもの、もう一つは去る人が「行きます」と言うような「自分の行動」についての言葉を述べるものがある。行く人に対しては「気をつけて行ってください」といったものであったり、「再会」についての言葉であったりするようだ。

日本語の別れのあいさつ言葉は「さようなら」であると一般的にはされているが、現在相手や場面などによってさまざまな言葉が使われているのが現状であると言えらる。「さようなら」の使い勝手の悪さがこのような状況を招いていると考えられるが、なぜこのように使われにくいのだろうか。敬意が含まれていないため目上の相手には使うことができないということが挙げられるだろう。それなのに小学校や中学校で帰るときのあいさつは「さようなら」だと徹底されていたため、先生に対して使うのは当然だと考えられ、友達同士などには硬い感じがして使いにくい言葉となっている。つまり目上の人に対しても、対等の相手にも使えないという言葉になっているのである。

また「さようなら」がもともとは別れるということに着目した言葉であったが、現在はその意味が失われてしまっているということも使われにくい一因だと考えられる。中国語や英語、そのほかの言語のように「再会」することに注目したあいさつ言葉であれば気軽に使うことができるものになるかもしれない。実際に日本語でもあいさつの言葉としては定着しているとはいえないが、「またね」といったり「また明日」などというようなものは気軽に使うことができる言葉となっている。

それでは「さようなら」が使いにくい状況で使われる言葉はどのようなものだろうか。まず場面別に取り上げていき、その言葉の持つ特徴について見ていきたいと思う。まず目の上の人に対して用いる言葉は「失礼します」などがある。これは「左様ならこれにて失礼します」といった「さようなら」が省略される前に使われていた言葉の一部であると考えられることから「自分の行動」について述べている言葉であると言える。この言葉には「します」や「いたします」といった言葉がつけられて敬意を表すことができるため、「さようなら」には比べて使いやすい言葉となっているのだ。

道端などで話していて、別れていく場合にはお互いが「失礼します」と言い合、部屋などにいて先に退室する人を見送る場合などには「失礼します」に対して、「お疲れさまです」という感じが普通である。しかし「失礼します」と言い返す場合もないとはいえないだろう。つまり同じ言葉を返す場合もあれば、対話のような返事のあいさつ言葉が使われる場合もある言葉である。

対等の相手に対しての別れのあいさつ言葉としては、さきほどあげたような「それでは」、「また」といったものであったり、「お疲れさま」、「お疲れー」であったりする。「それでは」は「さようなら」のように別れる「自分の行動」を表したものであり、「またね」は「再会」に着目した言葉である。「お疲れー」などは「相手」についての言葉であるといえるが、「お疲れさま」は前述のような相手のこれからの幸せを祈るようなあいさつとは異なり、これまでの仕事などをしていたことへの慰労となる言葉が使われているため、他の言語にはない特徴であると言える。このあいさつ言葉は「おつかれ」などのように摩滅も進んでいて、ほとんど意味が意識されずに話されていることから無意味化も進んでいる言葉であるといえる。

免责声明:以上内容源自网络,版权归原作者所有,如有侵犯您的原创版权请告知,我们将尽快删除相关内容。

我要反馈