林生海(廣島大學)
整理者按,本目録搜羅2010年度日本學界有關敦煌學研究的成果,間及魏晉隋唐五代史。目録製作主要參考了《唐代史研究》14號(明治大學内·唐代史研究會)、《東洋學文獻類目2010年度》(京都大學人文科學研究所附屬東アジア人文情報學研究センター)、《史學雜誌》120(2)/120(6)(東京大學内·史學會)等編目索引,以及日本學術論文數據庫CiNii(http://ci.nii.ac.jp/)、国立国会図書館サーチNDL Search(http://iss.ndl.go.jp/)、JAIRO (http://ju.nii.ac.jp/)、關尾史郎のブログ(http://sekio516.exblog.jp/)等網絡檢索,在此表示感謝!整理分論文與著作兩部分,其中論文又分:一、政治·地理,二、社會·經濟,三、法律·制度,四、語言·文學,五、思想·宗教,六、考古·藝術,七、文書·譯注,八、動向·調查,九、書評·介紹,十、學者·其他。管見所限,疏漏錯訛之處恐怕難免,敬請諒解與協力。
一、論 文
1.政治·地理
菅沼愛語,八世紀前半の唐·突厥·吐蕃を中心とする国際情勢:多様な外交関係の形成とその展開,史窓(67),1-22,2010-2
藤井律之,滿と解:晉南朝人事制度の再檢討にむけて,東方学報(85),107-132,2010-3
前島佳孝,北周の宗室,中央大学アジア史研究(34),1-42,2010-3
長部悦弘,北魏孝荘帝代爾朱氏軍閥集団再論:王都―覇府体制を焦点にして(4),琉球大学法文学部紀要日本東洋文化論集(16),67-96,2010-3
川本芳昭,遼金における正統観をめぐって:北魏の場合との比較,史淵(147),77-102,2010-3
西村陽子,九~一〇世紀の沙陀突厥の活動と唐王朝,歴史評論(720),61-75,2010-4
妹尾達彦,長安の変貌:大中国の都から小中国の都へ,歴史評論(720),47-60,2010-4
石見清裕,唐の成立と内陸アジア,歴史評論(720),4-16,2010-4
宇野隆夫、山口欧志,中央アジア·シルクロード都市の歴史空間,宇野隆夫編著,ユーラシア古代都市·集落の歴史空間を読む,勉誠出版,2010-3
藤野月子,五代十国北宋における和蕃公主の降嫁について,九州大学東洋史論集(38),30-48,2010-4
稲葉穣,8世紀前半のカーブルと中央アジア,174-151,東洋史研究(69),2010-6
菅沼愛語,唐·吐蕃会盟の歴史的背景とその意義:安史の乱以前の二度の会盟を中心に,日本西蔵学会会報(56),29-43,2010-7
赤木崇敏,十世紀敦煌の王權と轉輪聖王觀,東洋史研究69(2),233-263,2010-9
内田昌功,北周長安宫の路門と唐大明宫含元殿:殿門復合型建築の出現とその背景,歴史(115),1-19,2010-9
妹尾達彦,都城図中描絵的唐代長安的城市空間:以吕大防《長安図》残石拓片図的分析爲中心,朱鳳玉、汪娟編,張廣達先生八十華誕祝壽論文集,新文豊出版公司,211-243,2010-9
長部悦弘,北魏孝荘皇帝時期的洛陽政界与爾朱氏軍閥集団,朱鳳玉、汪娟編,張廣達先生八十華誕祝壽論文集,新文豊出版公司,43-76,2010-9
小島浩之,日本における唐代官僚制研究:官制構造と昇進システム(System)を中心として,中国史学(20),177-200,2010-10
河上麻由子,唐の皇帝皇太子の受菩薩戒:太宗朝を中心に,仏教史学研究53(1),1-20,2010-11
森部豊,ソグド人の東方進出とその活動:商業活動と外交活動を中心に,アジア遊学(137),178-189,2010-12
松本保宣,唐初の対仗·仗下奏事:討論集会か、密談か(本田治教授退職記念論集),立命館文學(619),407-420,2010-12
金子修一,古代東アジア世界論とその課題,メトロポリタン史学(6),61-88,2010-12
山崎覚士,五代史とわたし,国立歴史民俗博物館研究報告(160),8-9,2010 12
辛徳勇,田村俊郎譯,東アジアの年号紀年体系の形成年代について論ず:漢武帝前期の紀年文物の考察を中心に,研究論集(8),131-136,2010-12
中村圭爾,漢唐地理書書目対照表(稿),大阪市立大学東洋史論叢(17),68-181,2010-12
2.社會·經濟
關尾史郎,戸品出錢簡の形式をめぐって,『長沙呉簡研究報告』2009年度特刊,23-25,2010-2
福島恵,罽賓李氏一族攷:シルクロードのバクトリア商人,史學雜誌119-(2),181-204,2010-2
李浩,丸井憲譯,「胡化」、「華化」と国際化:唐代の対外文化交流の成果に対するいくつかの新たな考え方,東アジア世界史研究センター年報(4),131-138,2010-3
高啓安,敦煌吐魯番文書中三等次供食問題研究,敦煌写本研究年報(4),35-79,2010-3
余欣,唐宋時期敦煌土貢考,敦煌写本研究年報(4),81-99,2010-3
中田裕子,唐代西州における群牧と馬の賣買,敦煌写本研究年報(4),163-179,2010-3
岩尾一史,古代チペットの長さの單位:ada′とsormo,敦煌写本研究年報(4),181-194,2010-3
坂尻彰宏,大英図書館蔵五代敦煌帰義軍酒破歴:S八四二六,大阪大学大学院文学研究科紀要(50),29-59,2010-3
王若、王振芬,中田裕子譯,旅順博物館蔵「建中五年孔目司帖」における新解釈,竜谷史壇(131),13-27,2010-3
岩本篤志,敦煌本「霸史」再考:杏雨書屋蔵·敦煌秘笈『十六国春秋』断片考,資料学研究(7),27-62,2010-3
佐川英治,「奢靡」と「狂直」:洛陽建設をめぐる魏の明帝と高堂隆,中国文史論叢(6),1-34,2010-3
武田時昌,太白行度考:中國古代の惑星運動論(1),東方学報(85),1-44,2010-3
宫崎順子,相宅相墓術を担った人々:漢代および六朝時代,関西大学中国文学会紀要(31),27-49,2010-3
向井佑介,北魏平城時代における墓制の變容,東方学報(85),133-177,2010-3
山内晋次,『香要抄』の宋海商史料をめぐって,アジア遊学(132),60-69,2010-5
渡邉義浩,中國貴族制と「封建」,東洋史研究69(1),1-28,2010-6
松澤博,武威西夏博物館藏亥母洞出土西夏文契約文書について,東洋史苑(75),21-64,2010-7
高瀬奈津子,唐後半期の財庫について:延資庫を中心に,唐代史研究(13),101-126,2010-8
丸橋充拓,府兵制下の「軍事財政」,唐代史研究(13),56-70,2010-8
赤羽目匡由,唐代越喜靺鞨の住地とその移動について,メトロポリタン史学(6),271-301,2010-12
山下将司,隋唐の建国と中国在住ソグド人,アジア遊学(137),190-198,2010-12
張帆,河上洋譯,中国古代における本命のタブー,研究論集(8),75-80,2010-12
李志生,金瑛二、ソロンガ譯,唐代女性の外出:そこにおける男女差别の観念と階級秩序に触れながら,研究論集(8),61-66,2010-12
松岡智美,東晋代における尼僧と士人の関係について,印度學佛教學研究59(1),178-181,2010-12
上山大峻、岡田至弘,敦煌本『本草集注』について,杏雨(13),210-227,2010
岩本篤志,敦煌と『新修本草』:なぜそこにあったのか,杏雨(13),182-209,2010
室山留美子,隋開皇年間における官僚の長安·洛陽移住:北人·南人墓誌記載の埋葬地分析から,都市文化研究(12),12-23,2010
池田温,『唐人雜鈔』について(續),東洋文庫書報(42),1-13,2010
3.法律·制度
金瀅坤,《俄藏敦煌文獻》中的西夏科舉“論”稿考:簡論唐宋西夏的科舉試論,敦煌写本研究年報(4),101-117,2010-3
南澤良彦,南朝齊梁時代の明堂,哲学年報(69),205-224,2010-3
黄正建,江川式部譯,「天聖令·雑令」の整理と研究,日本古代学(2),17-29,2010-3
黄正建,江川式部譯,「天聖令」の唐宋史研究における価值について:現在の研究成果を中心に,日本古代学(2),31-43,2010-3
古瀬奈津子,日唐営繕令営造関係条文の検討,日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成活動報告書,285-289,2010-3
冨谷至,笞杖の変遷:漢の督笞から唐の笞杖罪,東方学報(85),77-106,2010-3
服部一隆,日本における天聖令研究の現状:日本古代史研究を中心に(附)『天聖令』研究文献目録―日本語文献を中心として,古代学研究所紀要(12),31-52,2010-3
山根清志,身分制の特質から見た唐王朝:良賤制支配の基調を中心に見た,歴史評論(720),34-46,2010-4
金子修一,唐朝と皇帝祭祀:その制度と現実,歴史評論(720),17-33,2010 4
小林聡,北朝時代における公的服飾制度の諸相:朝服制度を中心に,大正大学東洋史研究(3),25-55,2010-4
江川式部,唐代の上墓儀礼:墓祭習俗の礼典編入とその意義について,東方学(120),34-50,2010-7
秋山進午,魏晋周辺民族官印制度の復元と『魏志倭人伝』印,史林93(4),541-571,2010-7
石野智大,唐代郷里制下における里正の治安維持活動,駿台史學(140),31-50,2010-8
武井紀子,律令財政構造と軍事,唐代史研究(13),71-100,2010-8
中村裕一,韓昇譯,從武德二年制試論隋唐賦役令的淵源關係,學術研究(6),2010-10
江川式部,貞元年間の太廟奏議と唐代後期の禮制改革,中国史学(20),153-175,2010-10
南澤良彦,唐代の明堂,中国哲学論集(36),1-27,2010-12
小林聡,「朝服」制度の行方:曹魏~五胡東晋時代における出土文物を中心として,埼玉大学紀要教育学部59(1),69-84,2010
Yan Wenbo,論中国古代的犯罪存留養親制度,愛知論叢(89),59-71,2010
4.語言·文學
今場正美,「白蛇傳」の構造,學林(50),1-16,2010-1
高田時雄,避諱と字音,東方学報(85),694-702,2010-3
高田時雄,藏經音義の敦煌吐魯番本と高麗藏,敦煌写本研究年報(4),1-13,2010-3
永田知之,『吟窗雜録』小考:詩學文獻としての性格を探る試み,東方学報(85),303-337,2010-3
内田誠一,白居易が詠んだ嵩山の旧蹟について,中国文史論叢(6),246-218,2010-3
王三慶,《敦煌變文集》〈下女夫詞〉的整理兼論其與“咒願文壹本”、“障車文”、“驅儺文”、“上梁文”之關涉問題,敦煌写本研究年報(4),15-33,2010-3
永田知之,書儀と詩格:變容する詩文のマニュアルとして,敦煌写本研究年報(4),119-140,2010-3
山本孝子,敦煌書儀中的“四海範文”考論,敦煌写本研究年報(4),141-161,2010-3
荒見泰史,舜子変文類写本の書き换え状況から見た五代講唱文学の展開,アジア社会文化研究(11),12-36,2010-3
高井龍,“変”から“変文”へ,アジア社会文化研究(11),58-82,2010-3
徐銘,『清平山堂話本』から探る敦煌変文の後世の話本小説に与えた影響:文体における影響を中心に,アジア社会文化研究(11),167 179,2010 3
佐藤禮子,天台外典利用をめぐる考察:天台注釋書に引用された『博物志』のある一條より,六朝學術學會報(11),93-112,2010-3
横田むつみ,上官昭容(婉兒)詩小攷:初唐、景龍年間の応制詩群からの考察,二松学舎大学人文論叢(84),187-217,2010-3
許飛,唐代小説に見られる「紙銭」,中国中世文学研究(57),40 62,2010 3
下定雅弘,『麗情集』「長恨歌伝」と『文集』「長恨歌伝」,中国文史論叢(6),73-102,2010-3
吉田豊,新出のソグド語資料について:新米書記の父への手紙から:西厳寺橘資料の紹介を兼ねて,京都大學文學部研究紀要(49),1-24,2010-3
小松謙,水滸雑劇の世界:『水滸伝』成立以前の梁山泊物語(『水滸伝』の衝撃:東アジアにおける言語の接触と文化受容),アジア遊学(131),25-34,2010-3
古勝隆一,『隋書』經籍志史部と『史通』雜述篇,東方学報(85),213-241,2010-3
中純子,風に運ばれる音:李白の詩にみえる音樂のイメージ,中國文學報(79),1-24,2010-4
小松謙,梁山泊物語の成立について:『水滸傳』成立前史,中國文學報(79),25-49,2010-4
山田勝久,楼蘭の歴史と文学:王城の破棄と後世への文学的影響について,シルクロド研究(6),33-40,2010-5
Dai Matsui,Uigur Manuscripts Related to the Monks Sivšidu and Ysqšidu at “Abita Cave Temple”of Toyoq,新疆吐魯番学研究院編,吐魯番学研究:第三届吐魯番学曁欧亜游牧民族的起源与遷徙国際学術研討会論文集,上海古籍出版社,697-714,2010-5
福田俊昭,『朝野僉載』に見える嘲誚説話,東洋研究(176),1-40,2010-7
平山久雄,關于S.10V《毛詩音》殘卷:論其混合本性質,開篇(29),26-41,2010-9
谷口高志,衝突の音:中晩唐期の詩歌に見られる聴覚的感性の変容,中国研究集刊(51),58-74,2010-10
辰巳正明,山上憶良と敦煌詩:九相観詩との関係から,国語と国文学87(7),1-14,2010-7
後藤秋正,杜甫の食事詩,北海道教育大学紀要·人文科学社会科学編61(1),1-16,2010-8
大澤孝,ホル·アスガト(XθлAcгaт)碑銘再考,内陸アジア言語の研究(25),1-73,2010-10
Ogihara Hirotoshi,Internal Relationships and Dating of the Tocharian B Monastic Accounts in the Berlin Collection Ching Chaojung,内陸アジア言語の研究(25),75-135,2010-10
慶昭蓉、萩原裕敏,ベルリン所蔵トカラ語B寺院経済文書の分析と年代について,内陸アジア言語の研究(25),136-141,2010-10
山本忠尚,則天文字の新研究,天理参考館報(23),5-27,2010-10
Peyrot Michaël,Notes on the Buddhastotra Fragment THT3597 in Tocharian B,内陸アジア言語の研究(25),143-169,2010-10
大渕貴之,『藝文類聚』編纂考,日本中国学会報(62),5-7,2010-10
楊莉,敦煌凶書儀の「序」における「死」の表現,中国語研究(52),34-41,2010-10
大澤正昭,『居家必要事類全集』所引唐·王旻撰『山居録』について(長谷川輝夫先生退職記念号),上智史学(55),111-140,2010-11
丸井憲,張九齡と王維の五言「拗律」について,中国詩文論叢(29),28-58,2010-12
内田誠一,王維と嵩嶽寺(上)嵩嶽寺の沿革と現状,中国詩文論叢(29),18-34,2010-12
土屋彰男,唐玄宗公讌附行幸年表,中国詩文論叢(29),2-27,2010-12
中純子,隋唐宫廷音楽史試探(3)玄宗皇帝期の宫廷音楽,中国文化研究(26),1-7,2010
下定雅弘,李商隠の「曲江」をどう読むか:その「傷春」の意味,新しい漢字漢文教育(50),71-80,2010
下定雅弘,「長恨歌」:その「恨」について,白居易研究年報(11),7-40,2010
下定雅弘,试论〈莺莺传〉的主题:兼论与〈情赋〉的关系,唐代文学研究(13),1007-1017,2010
大橋由治,文言小説研究序説:『青瑣高議』,大東文化大学紀要·人文科学(48),107-116,2010
藤本誠,『東大寺諷誦文稿』の史料的特質をめぐる諸問題:書き入れを中心として,水門(22),115-162,2010
平山久雄,敦煌《毛诗音》反切中的“开合一致原则”及其在韻母拟音上的应用,中国语文(3),256-269,2010
5.思想·宗教
春本秀雄,中国に於ける北魏法難の研究について,大正大學研究紀要·人間學部文學部(95),37-57,2010-2
森安孝夫,日本に現存するマニ教絵画の発見とその歴史的背景,内陸アジア史研究(25),1-29,2010-3
土屋昌明,唐の道教をめぐる高句麗·新羅と入唐留学生の諸問題,専修大学東アジア世界史研究センター年報(4),139-165,2010-3
氣賀澤保規,金仙公主と房山石経をめぐる諸問題:礪波護氏の批判に答えて,駿台史學(139),23-50,2010-3
中西俊英,唐代仏教における「事」的思惟の変遷:華厳文献を中心として,インド哲学仏教学研究(17),57-72,2010-3
黄海静,武則天の仏教政策:サンクトペテルブルグ博物館所蔵Дx04930に登場する僧懐惲に関する一考察,中央大学アジア史研究(34),101-124,2010-3
倉本尚徳,北朝·隋代の無量壽·阿彌陀像銘:特に『觀無量壽經』との關係について,仏教史学研究52(2),1-30,2010-3
小林圓照,敦煌写本〈悉曇章〉類の特異性:『禅門悉談章』のケース,花園大学国際禅学研究所論叢(5),11-32,2010-3
池田將則,敦煌本『攝大乘論抄』の原本(守屋コレクション本)と後續部分(スタイン2554)とについて:翻刻と研究(後篇),仏教史研究(46),1-73,2010-3
辛嶋静志,阿弥陀淨土の原風景,佛教大学総合研究所紀要(17),15-44,2010-3
林鳴宇,略説中国天台宗·唐宋篇,駒沢大学仏教学部研究紀要(68),186-[107]166[127],2010-3
定源,新出の日本古寫經本系『護淨經』について,仙石山佛教學論集(5),114-88,2010-4
西本照真,杏雨書屋所蔵三階教写本:〈入集録明諸経中対根浅深発菩提心法〉一巻(羽411)翻刻,東アジア仏教研究(10),37-55,2010-5
倉本尚徳,北朝期における『菩薩瓔珞本業経』実践の一事例:陽阿故県村造像記について,東アジア仏教研究(8),3-24,2010-5
二階堂善弘,日本渡来の華人の神々,アジア遊学(133),197-203,2010-6
橘千早,講經文の上演に關する一考察:P.二四一八〈佛説父母恩重經講經文〉の分析を中心に,日本中國學會報(62),133-149,2010-9
小野嶋祥雄,初唐期における三一権実論の再検討,龍谷大学佛教学研究室年報(15),1-16,2010-9
坂本道生,受八戒儀における懺悔法について:敦煌写本を中心に,印度哲学仏教学(25),114-127,2010-10
藤井教公,中国仏教における仏性解釈の種々相:道生と法雲を中心に,印度哲学仏教学(25),97-113,2010-10
高戸聰,山川の神々の性格について:「民則に狎れ、其の爲を蠲く」しない神々,集刊東洋学(104),1-20,2010-10
小南一郎,帝から天へ:天の思想の形成,東方宗教(116),1-21,2010-11
中田美絵,唐代徳宗期『四十華厳』翻訳にみる中国仏教の転换:『貞元録』所収「四十華厳の条」の分析より,仏教史学研究53(1),21-42,2010-11
池田將則,敦煌出土攝論宗文獻『攝大乘論疏』(北6904V):解題と翻印,龍谷大学大学院文学研究科紀要(32),15-45,2010-11
王暁秋,山田伸吾譯,隋唐宋元時代における中国人の日本観,研究論集(8),91-96,2010-12
曾布川寛,三星堆祭祀坑銅神壇の圖像學的考察,東洋史研究69(3),349-380,2010-12
川崎ミチコ,敦煌文献に見る人々の「死後の世界」への思いについて:『仏説地蔵菩薩経』·『仏説十王経』·『津藝一九三+岡四四+伯二〇五五』写本紹介を中心として,東洋大学中国哲学文学科紀要(18),59-98,2010
大西磨希子,唐代西方淨土變之形成與流布,佛學硏究,58-64,2010
藤井教公,中国·日本仏教における「仏説」の意味:天台智顗と日蓮の場合,日本仏教学会年報(76),127-145,2010
落合俊典,蕭文真譯,敦煌佛典與奈良平安寫經:分類學的考察,敦煌學(28),111-124,2010
田中公明,『パンタンマ目録』と敦煌密教,東方(26),99-106,2010
神塚淑子,『海空智藏經』續考:卷十「普記品」を中心に,日本中国学会報(62),59-72,2010
辛嶋静志,早期漢訳仏典的語言研究:以支婁迦讖及支謙的訳経対比爲中心,浙江大学漢語史研究中心(編)漢語史学報(10),上海教育出版社,225-237,2010
6.考古·藝術
小南一郎,中国西部地域における伏羲·女媧図像(下),龍谷大學論集(474/-475),395-433,2010-1
佐藤智水,山西省塔寺石窟北壁の北魏造像と銘文,竜谷史壇(130),1-37,2010-1
濱田瑞美,敦煌唐宋時代の千手千眼観音変の眷属衆について,奈良美術研究(9),41-72,2010-2
關尾史郎,画像磚の出土墓をめぐって:「甘粛出土魏晉時代画像磚および画像磚墓の基礎的整理」補遺,『西北出土文献研究』2009年度特刊,89-94,2010-2
三島貴雄,新疆出土の三種の壁画漢字経文断簡について:東京国立博物館所蔵の大谷コレクションより,東京国立博物館研究誌(624),5-25,2010 2
王維坤,7·8世紀の長安の考古学:和同開珎の「珎」と則天文字の「圀」を中心として,東アジア世界史研究センター年報(4),107-123,2010-3
關尾史郎,南京出土の名刺簡について:魏晉「名刺簡」ノート補遺,資料学研究(7),58-64,2010-3
小南一郎,天帝の貴畜:龍の機能をめぐって,泉屋博古館紀要(26),1-24,2010-3
檜山智美,キジル石窟第一一八窟(海馬窟)の壁画主題:マーンダートリ王説話を手掛かりに,美術史59(2),358-372,2010-3
張金龍,梶山智史譯,北魏の狩猟図とその淵源,明大アジア史論集(14),1-26,2010-3
馬一虹,遣唐使井真成の入唐時期と唐での身分について,東アジア世界史研究センター年報(4),199-211,2010-3
石松日奈子,中国隴東地区早期仏教造像の特質と来源,実践女子大学美學美術史學(24),17-34,2010-3
石松日奈子,敦煌莫高窟第二八五窟北壁の供養者像と供養者題記,竜谷史壇(131),43-87,2010-3
黒田彰,列女伝図の研究(二):和林各爾後漢壁画墓の列女伝図,文学部論集(94),1-19,2010-3
吉田豊,新出マニ教絵画の形而上,大和文華(121),3-34,2010-3
江川式部,顔勤礼碑と顔氏一門,東アジア石刻研究(2),11-49,2010-3
窪添慶文,李延齢墓誌,東アジア石刻研究(2),50-56,2010-3
北村高,大谷探検隊が使用した資料:中央アジア·モンゴル篇,竜谷史壇(131),1-12,2010-3
犬竹和,ダルヴェルジン·テパ出土王族塑像の修復,シルクロド研究(6),1-26,2010-5
ウルマソンアクマル/シュチユリや,ダルヴェルジン·テパ出土壁画の保存,シルクロド研究(6),27-32,2010-5
片山章雄,大谷探検隊吐魯番将来《玄武関係文書》続考,西北出土文献研究(8),83-94,2010-5
中井一夫,敦煌仏爺廟湾墳墓群西半部の分布図の作成,古代文化62(1),130-139,2010-6
齋藤龍一、丸山宏、土屋昌明,座談会道教美術の可能性,アジア遊学(133),6-27,2010-6
土屋昌明,道教美術における文字の問題,アジア遊学(133),71 82,2010 6
土屋昌明,朝鮮半島における道教美術,アジア遊学(133),223 234,2010 6
白須淨眞,1908(明治41年)年、堀賢雄が五台山会談時に撮影した映像資料:第一次大谷探検隊員·堀賢雄資料調査報告(3),東洋史苑(75),1-13,2010-7
室山留美子,出土刻字資料研究における新しい可能性に向けて:北魏墓誌を中心に,中国史学(20)133-151,2010-10
小南一郎,図像のそなえる意味:漢代墓葬画像を例として,中国考古学(10),7-20,2010-11
黒田彰,列女伝図の研究(三):和林格爾後漢壁画墓の列女伝図,京都語文(17),97-131,2010-11
田中公明,トンワトゥンデンとは何か:タンカの起源と『文殊師利根本儀軌経』,密教図像(29),1-9,図巻頭1p,2010-12
濱田瑞美,千手観音眷属の功徳天と婆薮仙をめぐって,密教図像(29),39-57,2010-12
須江隆,修復された碑文「唐縉雲縣城隍廟記」:記録保存の社会文化史研究に向けて(本田治教授退職記念論集),立命館文學(619),438-452,2010 12
鵜島三壽,ウイグルの油灯舞:大谷探検隊が見た「油皿踊」の追跡(本田治教授退職記念論集),立命館文學(619),497-506,2010-12
肥田路美,中国の霊験像の性格と造形(特集仏教彫刻の霊験性と彫刻史),美術フォーラム(21/22),41-45,2010
小野英二,阿弥陀仏五十菩薩図像の成立と展開について,美術史研究(48),109-130,2010
肥田路美,奉先寺洞大佛与白司马坂大佛,石窟寺研究(1),130-136,2010
田中公明,劉永增譯,敦煌出土胎藏大日八大菩薩像,敦煌研究(5),59-67,2010
町田隆吉,4~5世紀都吐魯番古墓壁画·紙画再論,西北出土文獻研究(8),21-40,2010
重信あゆみ,西王母の源流:ベスが与えた図像的影響,大阪府立大学人文学論集(28),73-89,2010
山崎誠,唐絵屏風の源流:北魏司馬金龍墓出土屏風漆画の主題と構成,国文学研究資料館紀要·文學研究篇(36),1-28,2010
松本榮一,佛頂曼陀羅,藝術學研究年報(26),235-278,2010
龔国强,唐長安城を掘る:大明宫遺跡の発掘調查成果を中心に,アジア文化史研究(10),25-45,2010
三宫千佳,中国南朝の淨土図の景観と皇帝の苑,美術史研究(48),87-108,2010
小泉圭吾等,割れ目系と植生分布に著目した敦煌莫高窟周辺の水分移動経路の推定,土木学会論文集C-66(4),836-844,2010
金銀児,七世紀以降の弥勒像の展開について:四川省摩崖造像群の作例を中心に,京都美学美術史学(9),231-233,2010
7.文書·譯注
池田將則,敦煌出土攝論宗文獻『攝大乘論疏』(俄Φ334)校訂テキスト(下),東洋史苑(74),1-59,2010-1
今場正美、尾崎裕,『太平廣記』夢部譯注(六),學林(50),76-102,2010-1
池田將則,道基『雜阿毘曇心章』卷第三(Stein 277+Pelliot 2796):〔1〕「四善根義」校訂テキスト,佛教學研究(66),118-161,2010-3
会田大輔,『紫明抄』所引『帝王略論』について,国語と国文学87(3),16-27,2010-3
金子修一,大唐元陵儀注試釈(終章),國學院大学大学院紀要·文学研究科(41),21-53,2010-3
小谷仲男、菅沼愛語,『新唐書』西域伝訳注(一),京都女子大学大学院文学研究科紀要·史学編(9),81-128,2010-3
辛嶋静志,『大阿弥陀経』訳注(九),佛教大学総合研究所紀要(17),1-13,2010-3
大東文化大学東洋研究所「藝文類聚」研究班,藝文類聚(卷八十三)訓讀付索引,大東文化大学東洋研究所,2010-3
太平広記研究会,『太平広記』訳注(15)巻二百九十一「神」(1),中國學研究論集(24),102-132,2010-4
關尾史郎,「五胡」時代の符について:トゥルファン出土五胡時代文書分類試論(Ⅲ),西北出土文献研究(8),41-53,2010-5
今場正美、尾崎裕,『太平廣記』夢部譯注(七),學林(51),84-106,2010-6
松井太,西ウイグル時代のウイグル文供出命令文書をめぐって,人文社会論叢·人文科学篇(24),25-53,2010-8
田中良昭、程正,敦煌禪宗文獻分類目録(2)語録類(2),駒沢大学禅研究所年報(22),350-316,2010-12
今場正美、尾崎裕,『太平廣記』夢部譯注(八),學林(52),103-127,2010-12
太平広記研究会,『太平広記』訳注(16)巻二百九十二「神」(2),中國學研究論集(25),10-32,2010-12
ソグド人墓誌研究ゼミナール,ソグド人漢文墓誌訳注(7)固原出土「史道徳墓誌」(唐·儀鳳三年),史滴(32),58-83,2010-12
大澤正昭、今泉牧子,漢文史料、和訳、英訳、そして「超訳」,ソフィア59(3),288-305,2010
江川式部,崔君妻盧氏墓誌·解説,古代学研究所紀要(13),36-40,2010
氣賀澤保規,明大寄託新収の中国北朝·唐代の墓誌石刻資料集:その紹介と解説,古代学研究所紀要(13),1-68,2010
氣賀澤保規,彭尊師墓誌及び蓋·鎮墓文·解説,古代学研究所紀要(13),20-31,2010
石野智大,柳棠墓誌·解説,古代学研究所紀要(13),41-47,2010
西康友,西域系写本の梵文「法華経」の和訳の試み:Upama parivartah(2),中央学術研究所紀要(39),107-119,2010
菊地章太,洞淵神呪経写本校異(1),東洋学研究(47),414-391,2010
8.動向·調查
江川式部,中国·臺湾史に関するデータベース,日本歴史(740),30-34,2010-1
丸山裕美子,研究余録細野要斎(忠陳)『葎の滴』の中の正倉院文書,日本歴史(741),89-93,2010-2
佐藤貴保,哈爾濱金代文化展記念シンポジウム:開催の趣旨,環東アジア研究センター年報(5),1-2,2010-2
大西磨希子,中国石窟関連資料データベースの構築と公開:国立情報学研究所ディジタル·シルクロード·プロジェクト「中国石窟データベース」,奈良美術研究(10),53-68,2010-3
石見清裕,円仁の足跡を訪ねて(5)西安,栃木史学(24),31-53,2010-3
土屋昌明,道教美術研究の若干の近況について,東方宗教(115),100-110,2010-5
福島恵、野田仁,内陸アジア(2009年の歴史学界:回顧と展望),史学雑誌119(5),851-861,2010-5
遠藤隆俊、平田茂樹、浅見洋二編,日本宋史研究の現状と課題:1980年代以降を中心に,汲古書院,2010-5
清水洋平,タイ王国Wat Ratchasittharam所蔵のクメール文字パーリ語貝葉写本について,佛教学セミナー(91),41-54,2010-6
北村永,河西地方における魏晋画像磚墓の研究:その現状と展望,仏教芸術(311),65-102,2010-7
手島崇裕,平安時代の対外関係史と仏教:入唐僧·入宋僧研究から見た現状と課題,中国(25),265-284,2010-7
辻正博,新史料·新観点·新視角:天聖令国際学術研討会,唐代史研究(13),158-162,2010-8
江川式部,“文化視域的融合”第九届唐代文化国際学術研討会参加報告,唐代史研究(13),151-157,2010-8
梅村坦,中央アジア出土資料をめぐる旅,東洋学報92(2),189-191,2010 9
氣賀澤保規,中国南北朝隋唐期をめぐる仏教社会史研究の地平,仏教史学研究53(1),82-102,2010-11
松浦典弘、松田和信、平雅行等,戦後仏教史学の回顧:あらたな研究の地平をめざして,仏教史学研究53(1),115-149,2010-11
葭森健介,中国史における中世について:漢魏革命と唐宋変革,研究論集(8),137-148,2010-12
阿部健太郎,アジア古代都城関連文献:アジア情報室通報8(4),2-3,2010 12
宫井里佳,『金蔵論本文と研究』の刊行について,埼玉工業大学先端科学研究所アニュアルレポート(9),10-14,2010
氣賀澤保規,洛陽学国際シンポジウム:東アジアにおける洛陽の位置,文化継承学論集(7),61-73,2010
下定雅弘,日本における白居易研究:二〇〇八年,白居易研究年報(11),352-380,2010
氣賀澤保規,新『洛陽出土石刻時地記』(郭培育·郭培智主編)の成果とその課題:附録「新『洛陽出土石刻時地記』「下部」唐代墓誌目録」,東アジア石刻研究(2),57-105,2010
清水洋平,タイ王国ワット·ヤイ·スワンナーラーム寺院の経蔵と仏典写本,アジア民族造形学会誌(10),19-31,2010
都築晶子等,大谷文書の比較研究:旅順博物館蔵トルファン出土文書を中心に,佛教文化研究所紀要(49),15-97,2010
山口正晃,敦煌文獻情報公開の現状:敦煌學發足百年にあたって,敦煌學國際聯絡委員會(ILCDS)通訊,139-151,2010
平田一郎,2008年日本的隋唐史研究,黄正建編譯,中國史研究動態(2),21-26,2010
村井恭子,2010年日本隋唐史研究,史學雜誌120(5),黄正建編譯,中國史研究動態(1),82,2012
江川式部,南北朝隋唐期礼制関連研究文献目録(中文篇2/2001~2009年),法史学研究会会報(14),143-154,2010
9.書評·介紹
丸橋充拓,デイビット·A·グラフ著『中世中国の戦争 三〇〇~九〇〇年』,史林93(1),216-223,2010-1
海老根量介,工藤元男·李成市編『東アジア古代出土文字資料の研究』,史學雜誌119(1),122-123,2010-1
荒見泰史,張涌泉主編『敦煌経部文献合集』,アジア社会文化研究(11),180-184,2010-3
傍島史奈,査明昊著『転型中的唐五代詩僧群体』·王秀林著『晩唐五代詩僧群体研究』,未名(28),79-95,2010-3
原宗子,濱川栄著『中国古代の社会と黄河』,史学雑誌119(3),73-81,2010-3
江草宣友,榎本淳一著『唐王朝と古代日本』,日本歴史(743),115-117,2010 4
池田温,敦煌漢文写本の経書·小学類全集:張涌泉主編審訂『敦煌経部文献合集』(一~十一),東方(353),34-37,2010-7
稲田奈津子,西本昌弘著『日本古代の王宫と儀礼』,歴史評論(723),79-83,2010-7
松浦典弘,土肥義和編『敦煌·吐魯番出土漢文文書の新研究』,唐代史研究(13),137-142,2010-8
梶山智史,高橋継男編『中国石刻関係図書目録(1949-2007)』,唐代史研究(13),127-136,2010-8
渡部武,張勛燎·白彬著『中国道教考古』,東海大学紀要文学部(93),56-44,2010-9
齋藤龍一、鈴木健郎、土屋昌明『道教美術の可能性』,国際宗教研究所ニュースレター(68),32-34,2010-10
神塚淑子,菊地章太著『神呪經研究:六朝道教における救濟思想の形成』,東方宗教(116),73-79,2010-11
土屋英明,『遊仙窟校注』の内容:〔唐〕張文成撰/李時人·詹緒左校注『遊仙窟校注』(古体小説叢刊),東方(357),32-36,2010-11
周東平,山口亮子譯,錢大群著『唐律疏義新注』,東洋史研究69(3),391-395,2010-12
丸橋充拓,渡辺信一郎著『魏書』食貨志·『隋書』食貨志訳注,洛北史学(12),119-123,2010
田中公明著『インドにおける曼荼羅の成立と発展』,東方(26),212-215,2010
川崎誠,善の理念について:松原朗「盛唐期の台閣詩人と送别詩の確立」に学ぶ,人文科学年報(40),117-154,2010
10.學者·其他
池田温,青木和夫先生追悼文,東方学(119),251-253,2010-1
丸山裕美子,青木和夫先生の思い出,東方学(119),255-257,2010-1
西田龍雄、庄垣内正弘、松澤博等,座談會學問の思い出:西田龍雄博士を圍んで(含西田龍雄博士略年譜、西田龍雄博士主要著作目録),東方学(119),208-250,2010-1
氣賀澤保規,追悼恩師王永興先生を追憶する:私の北京大学留学の思い出から,明大アジア史論集(14),38-46,2010-3
GALAMBOS,Another Hungarian looting China's treasurs?Sir Aurel Stein,Lajos Ligeti and a case of mistaken identity Imre,敦煌写本研究年報(4),195-207,2010-3,
西村陽子、北本朝展,スタイン地圖と衛星畫像を用いたタリム盆地の遺跡同定手法と探險隊考古調查地の解明,敦煌写本研究年報(4),209-245,2010-3
柴田昇編,血縁関係·老人·女性:中国古代「家族」の周辺,名古屋中国古代史研究会報告集1,2010-3
荒川慎太郎(代表),西夏時代の河西地域における歴史·言語·文化の諸相に関する研究(平成19~21年度科学研究費補助金·基盤研究(C)研究成果報告書),東京外国語大学アジア·アフリカ言語文化研究所,2010-3
張娜麗,羽田亨博士収集西域出土文献写真とその原文書:文献の流散とその逓伝·写真撮影の軌跡,論叢現代語·現代文化(5),1-27,2010-10
会田大輔,『魏鄭公諫録』の成立について:『明文抄』所引『魏文貞故事』との比較を通じて,汲古(58),32-39,2010-12
岡野誠,意志の人、情の人:島田正郎先生の思い出(島田正郎先生追悼号),法史学研究会会報(15),211-213,2010
岡野誠,追悼の辞島田正郎先生の足跡,法制史研究(60),344-348,2010
加藤九祚,東からの風:中央アジアのアレクサンドロス余話,季刊民族学34(2),54-56,2010
二、專 著
關尾史郎、岩本篤志主編,五胡十六国覇史輯佚(稿),新潟:新潟大学超域研究機構,2010-2
渡邉英幸,古代〈中華〉観念の形成,東京:岩波書店,2010-2
『集諸經禮懺儀巻下』(日本古寫經善本叢刊第四輯),国際仏教大学院大学学術フロンティア実行委員会,2010-2
武田科学振興財団杏雨書屋編集,敦煌秘笈:杏雨書屋蔵影片册2,大阪:武田科学振興財団,2010-3
荒見泰史,敦煌講唱文學文獻研究,北京:中華書局,2010-3
辻正博,唐宋時代刑罰制度の研究,京都:京都大学学術出版会,2010-3
森部豐,ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開,吹田:関西大学出版部,2010-3
弓場紀知編,女たちのシルクロード:美の東西交流史,東京:平凡社,2010-3
冨谷至,文書行政の漢帝國,名古屋:名古屋大學出版會,2010-3
長廣敏雄,六朝時代美術の研究(增補版),京都:朋友書店,2010-3
小田義久(責任編集),『大谷文書集成』肆,京都:龍谷大学,2010-3
旅順博物館、龍谷大学編,旅順博物館所蔵新疆出土漢文淨土教写本集成,京都:龍谷大学,2010-3
高田時雄編,陶湘叢書購入関連資料,京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター,2010-3
竹内康浩,中国王朝の起源を探る,東京:山川出版社,2010-3
漢唐西域考古:ニヤ·ダンダンウイリク国際学術シンポジウム発表要旨要約資料集,佛教大学宗教文化ミュージアム、佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構,2010-3
橘瑞超,橘瑞超西行記,柳洪亮譯,烏魯木齊:新疆人民出版社,2010-4
藤井一二,天平の渤海交流:もうひとつの遣唐使,東京:塙書房,2010-4
川勝守,チベット諸族の歴史と東アジア世界,東京:刀水書房,2010-4
丸山裕美子,正倉院文書の世界:よみがえる天平の時代,東京:中央公論新社,2010-4
敦煌·シルクロードの真珠,東京:エスピーオー,2010-5
堀敏一,隋唐帝國與東亞,韩昇、刘建英編譯,蘭州:蘭州大學出版社,2010-7
大村次郷,シルクロード:歴史と今がわかる事典,東京:岩波書店,2010-7
柴田幹夫編,大谷光瑞とアジア:知られざるアジア主義者の軌跡,東京:勉誠出版,2010-8
武邑尚邦,佛教邏輯學之研究,顺真、何放譯,北京:中華書局,2010-9
藤堂明保、竹田晃、影山輝國譯注,倭国伝:中国正史に描かれた日本,東京:講談社,2010-9
渡邊信一郎,中國古代の財政と國家,東京:汲古書院,2010-9
中村裕一,中国古代の年中行事第3册(秋),東京:汲古書院,2010-10
渡辺滋,古代·中世の情報伝達:文字と音声·記憶の機能論,東京:八木書店,2010-10
松田智弘,日本と中国の仙人,東京:岩田書院,2010-10
渡邉義浩,西晋「儒教国家」と貴族制,東京:汲古書院,2010-10
奈良康明、石井公成編,新アジア仏教史05(中央アジア),東京:佼成出版社,2010-10
榎本渉,僧侣と海商たちの東シナ海,東京:講談社,2010-10
青木健,マニ教,東京:講談社,2010-11
山崎覚士,中国五代国家論,京都:思文閣,2010-11
荒見泰史,敦煌變文寫本的研究,北京:中華書局,2010-11
武田科學振興財團杏兩書屋編,敦煌秘笈:杏雨書屋蔵影片册3,大阪:武田科学振興財団,2010-11
荒川正晴,ユーラシアの交通·交易と唐帝国,名古屋:名古屋大学出版会,2010-12
菊池俊彦編,北東アジアの歴史と文化,札幌:北海道大学出版会,2010-12
井本英一編,東西交渉とイラン文化,東京:勉誠出版,2010-12
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