日语词汇隐喻的认知研究
淮海工学院 李爱华
〔摘要〕在语言表达中,使用隐喻的表述占有很大比例,无论是严肃的新闻报道还是日常生活的言语交际,均概莫能外。词汇学习层面,我们能够通过隐喻将生涩抽象的词汇转化为与大脑中已有经验相符的有意义的词汇。另外,隐喻学习还有利于进行文化比较,帮助学习者了解和认识不同民族和社会文化之间的异同,使文化交流更为有效。
〔关键词〕隐喻 认知 词汇
1.引言
在日语教学中,教师会频繁地接触到教材中的隐喻现象,它们体现在词汇、语法和篇章等各个层面。本文拟结合教学实践,从词汇学习层面探讨日语教学中多见的词汇隐喻及其对词汇教学的几点启示。
2.隐喻与认知
传统的语言学将隐喻看成一种修辞现象,认为那是文学作品中常有的语言修饰的手段。20世纪80年代,莱可夫与约翰逊(Lakoff & Johnson)的合著《我们赖以生存的隐喻》的出版,使隐喻研究从此摆脱以文学和修辞学为本的传统隐喻理论的束缚,将隐喻正式纳入认知科学的新领域,从此隐喻成了认知语言学研究的焦点和重点。
认知语言学认为,隐喻是人类思维的重要手段,是认知周围世界的方式。隐喻概念体系根植于语言、思维和文化之中,产生于人类自身经验之中,同时又受到文化模式的影响。人类每当接触未知的事物、抽象的概念时,往往参照已知的、具体的、所体验过的经验来认知,会借助于表示具体事物的词语来表达,因而形成了不同概念之间相互关联的隐喻语言。一个概念隐喻包含两个部分:一个始源域和一个目标域,隐喻的认知力量就在于将始源域的图式结构映射到目标域之上。简而言之,隐喻就是通过某个事物了解或感知另一事物。由于两个事物在特征属性等方面存在着某一个或某一些相似之处,人们便会由某一事物联想到另一事物。因此,相似性是隐喻赖以生存的基础。
3.日常词汇中的多见隐喻延伸
在语言学习中,词汇一直是学习者最为关注的。在日常会话中,有相当多的词汇可以观察到从原始的具体含义到现代的抽象含义的隐喻延伸。例如,「こんなに宿題を出すなんて先生は鬼だ!」「人生は旅だ。私と一緒に旅をしてみないか?」「君は僕の太陽だ!」「恋愛はドラマだ」「男は狼だ」「あの子は天使だ」。虽说上述隐喻意义延伸的现象比比皆是,但是更多时候,大家只是在不同场合频繁无意识地使用它,并没有切身感觉到它的存在。不仅仅是名词,动词、形容词、惯用句、谚语等各类表述中都可以观察到这样的从原始的具体含义到现代的抽象含义的隐喻延伸。
(1)インプットした知識を消化して自分のものにすれば、次に起こす行動の質はもっと上がるはずなので、これから就職活動に臨む方はそういったことを意識してほしい。
(2)何度言ったら分かるんだよ。いい加減に女なんかは卒業して、真面目に仕事に専念しろと言っただろうが。
(3)みなさんは長い夏休み中に、心身ともにしっかり充電できたでしょうか。
(4)日本の鉄道の安全神話の根幹を揺るがしかねない事故であったため、未だ記憶に新しいのではないだろうか。
(5)温泉雑誌にも時折登場しているようで最近ではすっかり有名になってしまい、今ではすっかり観光地化しているが、「秘湯」としては今でも横綱の一級品であろう。
(6)顎関節症になったので、大学病院に行った。そこでは歯科医の卵の皆さんが口の中を診る決まりで、練習台となった。
(7)A:エネルギー1課の掲示板を見ましたか。ほら、あそこに、英語の通信教育講座のポスターが貼ってあるでしょう。
B:そういえば、確か…英会話のためのヒアリングマラソンでしたっけ。
(8)佐々木のやつ、本当に気に入らんよ。何ていうか、態度が大きいなんだよ。
(9)女性客が大半の会場では、近年公開作が相次ぐ本郷さんが登場すると「かわい~」「かっこいい~」と黄色い声が飛び交いました。
(10)うまい話には裏があるっていうじゃないんですか、彼の話をすべて信じるといいの?
(11)その子は怒ったらしく、しょっぱい顔をした。
(12)甘い親は子供をダメにすると一般に言われています。
(13)東京·渋谷区の明治神宮で、必勝祈願を行った節目の日。甘いマスクで女性ファンから絶大な人気を誇る松岡が、結婚を報告しました。
(14)あの政治家にはいつも黒いうわさがつきまとっています。
(15)織田:企業に勤めると、冷や飯を食わされる時もある。その時にグチをこぼしたり、腐ったりして、仕事をろくにしない人が多い。成功する人とは、この冷や飯を上手に食べた人であるといってよい。
松本:そうなんですか。その見分け方は、僕のような空気の読めない人にとっては難しすぎます。なにごとも最初から本音をぶつけてくれればいいのに。
(16)ニューヨークの物価は非常に高い!ここ数年、マンハッタンの物価はウナギ上り。
(17)A:「どうしたのですか?」
B:それが、最近いくら努力してもうまく行きません。辛いことばかりなのです。
A:そうですか。一緒にがんばりましょう。闇が深ければ、夜明けは近いのですよ。
(18)大企業に入れなかったからといってそれほどがっかりすることはない、鯛の尾より鰯の頭だよ。
如果只从字面意义来理解例句(1)中的「消化」,其语义是很单纯的,『日本国語大辞典』第二版解释道:「生体が体内で食物を吸収しやすい形に変化させること。また、その過程。」很简单,指对摄取的食物进行加工处理乃至最后吸收的过程。但在此处的含义引申为对某事的理解和接受之意。是人们在具体行为「消化」的经验基础上对抽象现象进行理解,(2)中的「卒業」原指「学校の全課程を学び終えること」,但在这里却引申为不能天天泡在女人堆里。(18)中的「鯛」是日本人认为是喜庆的鱼,因为有一部分鱼的鱼身是红色的,并与「めでたい」谐音,所以到节日和喜庆的日子里,有头有尾、整条摆在餐桌上,表示祝贺。「鰯」就是“沙丁鱼”,是最普通的鱼。但是再好的「鯛」,尾巴是没有什么可吃的地方了,还不如吃「鰯」的头。意思和汉语中的“宁为鸡头,不当凤尾。”、“宁为蛇头,不当龙尾。”相同。例句(3)的「充電」至例句(17)的「闇が深ければ、夜明けは近い」等亦同,都是运用隐喻结构来理解,意义是非常丰富的,而这丰富的意义是来自人们的亲身体验,这体验不能直接表达,只能通过隐喻才能言传,才能达到交流的目的。
正如Lakoff的概念隐喻所指出的那样,人类的思想认识和概念系统是联系在一起的,都源自身体的经验,概念系统的核心直接根植于感知,身体的活动存在于物体和社会经验之中。也就是说,无形的、难以理解的、复杂的抽象概念的概念化是植根于我们对有形的、为人熟知的、简单的具体概念的把握,它来自于我们对人和实践所产生的基本经验。
4.隐喻中的文化内涵
隐喻是文化的象征,人类社会中存在着相似的文化传统、风俗习惯和生活经历,因此一些隐喻概念表达相似的文化内涵。另一方面,各语言具有各不相同的文化背景,隐喻概念内涵也表现出一定的文化差异性。因此,可以说隐喻在教学中又是我们体验和学习文化的载体,使我们窥见不同民族的相同相异的风土人情和历史沧桑。
日本是个四面环海的岛国,这样的地理位置决定了海洋及渔业对日本的影响,鱼是人们生活中不成缺少的食品。因此,在日语的表达中,与鱼等有关的隐喻比比皆是。而中国地处大陆,沙漠、沙漠化及风沙化土地的分布范围非常广,人们的生活和经济活动主要依附在土地上。因此,以陆地上的事物做隐喻很多。例如在比喻“曾经强大的人或物虽然衰亡败落,但也比一般的强”时,日语用「腐っても鯛」,因为鲷鱼在日本是吉祥之鱼,高蛋白低脂肪,称为百鱼之王,即使不新鲜了,也仍然比其他鱼好。而汉语则用“瘦死的骆驼比马大(どんな痩せたラクダも馬より図体が大きい)”表示。同样,在表达用一个微不足道的物来换取或获得举足轻重的物之意时,日语用反映海洋文化中的不同价值的鲷鱼、虾「蝦で鯛を釣る」来表示,即用相对廉价的虾来钓鲷鱼,因为在日本吃鲷鱼多用于祝贺、喜事。而汉语则运用反映大陆文化中的砖石“抛砖引玉”的表达形式。
这些隐喻在语言上已经成语化,在认知上已经概念化,它们来源于生活,并不同程度地反映生活,其中不少经久使用,魅力不衰。
5.对词汇教学的启示
(19)「美味しい料理はお金では作れません。料理人のこころで作るものです」長谷川京子がシェフ役をやる「美味しいプロポーズ」が、昨晩から始まりました。
(20)美味しい話につられて結局大損をしてしまいました。
(21)統括マネージャーの席を桐野さんに取られたかと思ったら、今度は一番美味しい仕事を鈴木君に取られちゃうんだ、踏んだりけったりね。
(22)さて、いろいろと美味しいアルバイトにありついていた私ですが、いかにして探したかというのをご紹介いたしましょう。
(23)マスコミにとっては殺人事件ほど美味しい報道はないはずです。
不难看出,上述5个例句中,形容词「美味しい」出现了6次,但表示本义的却只有例句(19)中的「美味しい料理」。在「美味しいプロポーズ」、「美味しい話」、「美味しい仕事」、「美味しいアルバイト」、「美味しい報道」这些隐喻中,我们无法从味觉形容词「美味しい」与「プロポーズ」、「話」、「仕事」、「アルバイト」、「報道」之间找到任何客观存在的类似性。但是,人类的主观意识可以创造出某种相似性,通过把两个本来是不同类、不相干的事物进行比拟,挖掘或创造出某些相似之点,不仅帮助我们解决了文字表述方式的有限,而且为读者提供了想象、揣摩的空间,给读者留下无尽的回味。
事实上,在语言表达中很多形式都是隐喻性的,只是由于人们的多次使用和联想,这些意义已成约定俗成的字面意义,隐喻色彩几乎褪尽,人们也就忽略了其隐喻的本质,把它当作理所当然的了。殊不知隐喻语言一旦被其他字面语言代替便会变得索然无味。
隐喻作为人类重要的认知工具,是学生了解所学外语认知方式及文化的一个重要手段。由于各民族认知方式及历史文化的差异,各语言的概念系统也不尽相同。因此,帮助学生明确认识话语中的隐喻现象是实现外语教学中概念流利的一种重要方法,而词汇教学正是实现外语教学中概念流利的一个重要途径。如果教师在教学中能够利用隐喻与认知讲解词汇,让学生理解各义项之间的深层关系,认识多义词各个义项间的联系模式,学生或许就能按这些方式从一个多义词的已知义项推导出或更好地理解其在具体的语境中的未知意义,从而有利于记忆和灵活使用该词。因此,词汇教学中应把隐喻概念作为一项重要内容,并作为扩大词汇量的一个重要手段。
参考文献
[1]赵艳芳:《认知语言学概论》,上海外语教育出版社,2000年。
[2]束定芳:《隐喻学研究》,上海外语教育出版社,2000年。
[3]束定芳:“论隐喻的认知功能”,《外语研究》2001年第2期。
[4]蔡龙权:“隐喻理论在二语习得中的应用”,《外国语》2003年第6期。
[5]胡壮麟:《认知隐喻学》,北京大学出版社,2004年。
[6]蓝纯:《认知语言学与隐喻研究》,外语教学与研究出版社,2005年。
[7]George Lakoff and Mark Johnsen,Metaphors We Live By,The university of Chicago press,1980。
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