孟会君
摘 要:日语使役句中使役对象的格标记问题,基本上是在根据动词的自他性质总体把握的基础上,从ヲ格使役和ニ格使役的语义特征的角度进行区分的,但这并不能解释所有格标记问题。本文从语义、句法、语用三个层面对自动词使役句中使役对象的格标记问题进行探讨,认为日语使役句中使役对象的格标记基本上是在语义层面,即是由其在句中的语义角色决定的,在表层化的过程中,其进一步受到句法及语用层面相关因素的影响和制约,最终以较为多样化的形式表现出来。
关键词:使役对象;格标记;语义角色;语义特征
1.引言
关于日语使役句中使役对象的格标记问题,即是由ヲ格还是由ニ格进行标记,相关研究基本上是从动词的自他性质方面进行把握的,如图1所示。
图1 使役句中使役对象的格标记
他动词使役句中基本使用ニ格标记,而自动词使役句中,如「困る/死ぬ」等的非对格动词句基本使用ヲ格,而如「行く/走る/働く」等的非能格动词则既可使用ヲ格,又可使用ニ格进行标记。
那么,对于这种有两种标记可能性的非能格动词使役句我们该如何区分呢?对此,不少研究者如Kuroda(1965)、Shibatani(1973)、柴谷(1978)等从二者的语义特征的角度,做了如下结论。
①「ダレを Viさせる」:无视使役对象意志的使役;强制性使役。
②「ダレに Viさせる」:尊重使役对象意志的使役;许可性使役。
对此,很多学者提出质疑,如寺村(1982)、平野(1996)、三原(2006)等认为这只是一种倾向性,“强制”“许可”等的语义特征与使役对象的格标记之间不存在必然的连动关系;另一方面,国立国语研究所(1964)、早津(1995、1998)等也通过对其的使用实态的调查,指出未发现ヲ格使役与ニ格使役间存在上述差异。
而笔者也在考察中发现,很多用例①用其无法解释。例如,从语境来看,(1)a、(1)b明显不表达强制性使役,却使用ヲ格进行标记;而表达强制性使役的(1)c却使用了ニ格;同时,(1)d使用ニ格标记,却并不表达许可。
(1)a.アジアの国々では必ず主賓を入り口に向かって座らせる。
(『文化が衝突するとき』 2004)
b.二十代·三十代の若い母親たちが屈託なく幼児を遊ばせながら、楽しそうにお喋りをしている光景に出くわすことがあります。
(『お父さんは死んではいけない』 1991)
c.使い走りの少年に校正刷りを取りに行かせるのが簡単だった。
(『渡り鳥』 2004)
d.その表情がひどく意地悪げに見えた。「こんな年寄りに働かせていて図書館で昼寝かい。」
(『密通』 1998)
由此,日语使役句,尤其是自动词使役句中使役对象的格标记由什么决定有待考察,本文旨在对此进行进一步的探讨。
2.相关研究
最早较为明确地从语义层面对自动词使役句中ヲ格使役和ニ格使役的区别展开分析的是Kuroda(1965)。Kuroda在指明他动词使役句中基本使用ニ格,自动词使役句既可使用ニ格又可使用ヲ格这一语言事实的基础上进一步指出,并非所有自动词使役句都能使用ニ格标记,他认为,如下例所示,自动词ニ格使役的自然程度与「テモラウ構文」的自然程度之间有着明显的关联性,即例(2)中ヲ格▪▪均可使用,但ニ格标记和「テモラウ構文」的自然程度却在逐渐下降。
(2)a.子供{を/に}来させる。 / 子供に来てもらう。
b.子供{を/に}寝させる。 / 子供に寝てもらう。
c.雨{を/に}降らせる。 / 雨に降ってもらう。
基于此,Kuroda(1965)指出:自动词句中ヲ格使役更适用于表达使役主体无视使役对象意愿地让其执行某项动作;而ニ格使役则表示使役对象按自己的意愿主动实施,或是使役主体在得到使役对象同意的前提下使其执行某项动作。而另一方面,他动词使役句中则不存在上述意义上的区别。
Shibatani(1973)在认同Kuroda(1965)的观点的基础上进一步指出,①自动词使役句中ヲ格使役为强制性使役,而ニ格使役则属于非强制性使役;②ヲ格使役主要表达使役主体对使役对象的直接使役,ニ格使役则没有此含义,如例(3)所示。
(3)a.太郎が手紙で指示をして、次郎{に/?を}東京へ行かせた。
b.太郎が力ずくで次郎{を/?に}走らせた。
c.太郎がやさしく言い聞かせて、次郎{に/?を}走らせた。
其中,观点①的问题点在引言中已经谈及;对于观点②,早津(1999)等均提出过异议,笔者也在考察中发现,ヲ格使役表达间接使役用法的亦不少见,如例(4)。
(4)a.あんたがうそついて、わたしを森に行かせたんでしょうが!
(『トリシア、ただいま修業中!』 2004)
b.さっきからの動きを見て意図を察したのである。「奴の狙いは私を薩摩に行かせないことだ。」
(『小説すばる』 2002)
柴谷(1978)在此基础上对使役句的用法进行了进一步的细化分析。其根据意义将使役用法区分为「誘発使役」和「許容使役」,并指出二者均既可使用ヲ格标记,亦可使用ニ格标记,但不同格标记的使役用法间存在着意义上的差异。而使役句中使役对象的格标记即与此有关,主要由其在句子中的意义功能决定。笔者将其总结如下。
表1 使役句中使役对象的格标记(柴谷,1978)
如表1所示,「誘発使役」中ヲ格标记和ニ格标记的差别主要在于对使役对象意志的尊重与否上,这基本延续了前述Kuroda(1965)、Shibatani(1973)的观点;而「許容使役」中二者的差别则主要体现在使役主体对使役对象想要实施的行为是积极许可还是消极放任的态度上,这也不能解释所有的语言现象,如例(1)b中「母親たちが屈託なく幼児を遊ばせながら、楽しそうにお喋りをしている」虽使用了ヲ格,却很难将其理解为消极许可。
对于上述从语义特征层面对使役对象格标记的把握,寺村(1982:290)指出,「いずれも間違いとは言えないが、大体の傾向がそうだ、という程度のことだ」。他认为,使役句中使役对象采用何种格标记主要是由动词的性质(尤其是带有何种补语)及其前接名词的性质(是否具有意志性)来决定的,即:
Ⅰ.使用ニ格标记的场合:他动词使役句
Ⅱ.使用ヲ格标记的场合:
①自动词中情感动词使役句(如「驚く」等)
②词汇体系中无对应的他动词的自动词使役句(如「降る·咲く·光る·腐る」等)
Ⅲ.使用ヲ格还是ニ格缺乏决定性条件的场合:
①前续ニ格对象补语的他动词使役句(如「噛み付く·賛成する·反対する」等)
②前续ヲ格补语的移动动词使役句(如「出る·離れる·渡る·通過する」等)
寺村指出,“强制/容许”“尊重/无视对方的意志”等的语义特征只是在上述条件均不适用的情况下出现的倾向性,而且,「この場合でも、「Xを」なら「許容·放任」に絶対ならないというのは言いすぎだ」寺村,1982:298)。而对于Ⅲ缺乏决定性条件以及Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ均不适用的情况下,使役句中使役对象的格标记由什么决定,寺村(1982)并未给出明确的判断基准。
对此,早津(1995:139)在使用实态调查的基础上[1]指出,「こういった違いを反映していると思われる用例はごくわずかしか見つけられない」。关于使役句中使役对象的格标记,早津认为,「上の資料で見る限り、動詞自体の構文的特徴や語彙的な意味の性質—主として他動詞であるか自動詞であるか—によってほとんど一定している」。
早津(1995)在动词意义性质方面的结论对一些貌似不符合规则的语言现象很有说服力,如例(5)中他动词的「食う」使用ヲ格标记,而自动词的「分かる」却使用ニ格,对此,早津分析在该使役句语境中,(5)a中「食う」实际上表达「生活する/生きていく」的自动词意,而(5)b中「分かる」则表达「理解する」的他动词意。
(5)a.お袋が働いて、おれと妹を食わしてくれた。
(『死刑囚の記録』)
b.テストは、教える側のほうがどれだけ相手にわからせることができたかどうかをためすものだから……
(『中学校は、いま』)
不过,早津(1995)的论述也存在局限性,主要有两点:①自动词使役句中使役对象虽基本使用ヲ格,但除了上述表达他动词意的场合,ニ格标记仍有存在。如例(1)c、(1)d,这部分现象该如何解释;②关于动词的自他,尚缺乏一个完全有效的判定基准,对于其中较难判定的动词,如「…に噛み付く/反対する」等,我们又该如何确定其使役对象的格标记。
除上述语义和统语层面上对自动词句ヲ格使役和ニ格使役的把握外,也有仅从形态方面对其的分析探讨。
渡嘉敷(2006)在对面向日语学习者的教材和语法书中对该问题的说明进行了考察并指出,其中的解释并不明确,而且对于二者语义特征的分析把握也与日语母语者的语感有较大差异。鉴于此,渡嘉敷(2006)在问卷调查的基础上表明,很少有母语使用者根据“强制”“许可”等的意义差别来区别使用ヲ格和ニ格,与这些意义特征相比,人们只是从避免格助词重复的角度,主观地选用使役对象的格标记的。具体如下:
「に」と「を」の持つ「強制」「許容」のニュアンスの違いについて認識し、使い分けている日本語母語話者は少なく、助詞が重複しないように感覚的に助詞を選択していることが分かった。
(渡嘉敷,2006:47)
同样仅从形态的角度规定使役句中使役对象的格标记的,还有『中級レベルわかって使える日本語指導のポイント』,其对此规定如下:
助詞を選ぶ手がかりは、助詞の重複を避けるということであって、自動詞か他動詞かではない。
(『中級レベル わかって使える日本語指導のポイント』 2004)
然而,单纯地从避免格助词重复的角度去把握使役句中使役对象的格标记虽然能够解释一部分语言现象,但试图用此全面把握自动词使役句中使役对象的格标记问题却难免有失偏颇。理由如下:
Ⅰ.使役句中格助词的重复现象虽然受到某种程度上的制约,但并非完全不可能存在。例如:
(6)a.徳川はみんなに芝生の上に車座に座らせ、やがてフランス留学のころの思い出話を語り始めた。
(『紅顔海を渡る』 2001)
b.消磁所という施設をつくって、ここに大きなコイルを置き、船全体をこの中を通り抜けさせたりした。
(『凶獣の罠』 1994)
Ⅱ.如果句中不存在其他ニ格、ヲ格补语,如例(7)a,或者在已经既有ニ格、又有ヲ格补语的情况下,如例(7)b,我们又该如何确定使役对象的格标记。
(7)a.盗みを働くわけではないのだから外国人?働かせればよい。
b.竹治郎はなんとかして代表者の正一?家業に精を出させるべく方策を巡らした結果、嫁を持たせることにした。
由此,使役句中使役对象的格标记问题不可能通过单一层面进行把握,它应该是语义、句法和语用等各层面因素相互制约、共同作用的结果。
3.自动词使役句中使役对象的格标记
本节将从语义、句法及语用三个层面对自动词使役句中使役对象的格标记问题进行探讨。
3.1 语义层面
要确定使役对象的格标记,首先需要确定其在句中担任的语义角色。而由于使役句属于复合型事象结构,所以,我们在确定使役对象在句中担任何种语义角色时,需要把这一因素考虑进来。
图2为笔者基于冈本(2006)的「使役の構図仮説」提出的使役句事象结构图式,通过该图式我们可以比较清楚地看出事象各参与者之间的关系。其中,A表示使役主体;B表示使役对象;C则表示他动词句中B的作用对象,将其标注在括号中是指在自动词句的语境中该项不存在。
图2 使役句的事象结构
由此可以看出,使役句主要表示“A对B施加作用,在此作用下,B实施了某项动作”。其中,事象1表示A对B施加作用的使役事象;事象2则表示B在此影响下实施某项动作的被使役事象,二者之间存在因果关系。
在这一结构中,由于使役对象B既参与了事象1,又参与了事象2,所以,其自身至少具备两种性质,即对象性和动作主性。而其在句中以怎样一种语义角色表现出来,主要取决于这两种性质中哪一种被焦点化。
对此,笔者认为,这一焦点化并非完全是由语境随意决定的。由于使役句所表达的使役关系实质上就是A对B的作用关系(「働きかけ関係」),所以,在无标记的情况下,使役句中一般是使役事象作为焦点存在。由此,B作为〈对象〉的语义角色被凸显,从而使用ヲ格标记;而只有在有标记的情况下,这种使役关系被淡化,B作为〈动作主〉的语义角色被凸显,其才可用ニ格进行标记。
从格标记的角度来看,这也就意味着使役对象基本上均可使用ヲ格进行标记,只有在特定的语用环境中才使用ニ格。这虽然只是笔者基于上述论述的一个推断,但却与前述使用实态中“自动词使役句中基本使用ヲ格,ニ格较为少见”的语言事实相符。
那么,使役句中的各用法差异又源于何处呢?笔者认为这可以通过A对B的使役作用的强弱进行把握,具体如表2所示。
图2 日语使役句中的各类用法把握
从表2可以看出,使役句中各类用法并不是相互独立、没有关联的,它们可以根据使役作用的强弱进行连续把握[2]。例如,当A对B的使役作用最强时表现为操作用法,如例(8),该用法中使役对象一般仅限于无意志物,如(8)a,或是虽有意志却由于客观条件的限制而无法控制自身行为的有生命物,如(8)b、(8)c,这种情况下的使役性其实更接近于他动性,尤其是当使役对象为使役主体的身体部位等不可分离物,如「目を輝かせる/口を尖らせる/知恵を働かせる」等时,笔者更倾向于将其视为无对自动词的他动词用法。由此,在这种用法中,使役对象B在句中仅能作为〈对象〉存在,格标记上也就只能使用ヲ格。
(8)a.少し北に車を走らせたところに、ナラの純林に近い森が広がる。
(『炭はいのちも救う』 2005)
b.優二が腰かけのようなものを背負って赤ん坊を後ろ向きに座らせている。
(『イッセー尾形の人生カタログ』 1994)
c.このとき心得違いした客が二人をむりにピアノの前に座らせた。
(『もうひとつのラプソディ』 1994)
命令、强制、指示用法在使役作用的强度上仅次于操作用法,其使役对象一般为虽有自己独立意志、却由于其与使役主体的地位、立场等的差异而不能反抗的有生命物,如「使いもの/使者/部下」等。从例(8)c可以看到前两种用法间的连续性,即(8)c既可理解为物理性的操作用法,也可理解为口头性的强制用法。在该用法中,使役对象B在句中也作为〈对象〉存在,格标记上同样使用ヲ格。
(9)a.王様は、織物の進み具合を知るために、正直者として信頼の厚い大
臣や役人を次々に見に行かせました。
(「ハッ!とさせるための」『文章力』入門」 2002)
b.荘公が帰って来て、その妻に遇うことにして、予め使者を弔いに行かせた。
(『女たちの中国』 1987)
说服、劝诱用法中,使役对象亦为有意志的有生命物,它与命令、强制、指示用法的不同之处在于其主要表示在使役主体A的说服、劝诱、要求下,B按照自己独立的意志去完成某项动作。也就是说,该项动作是否得以实施主要取决于使役对象B的意志,A对B的使役作用不具有强制性。但即便如此,使役对象也基本使用ヲ格标记,如例(10)所示。
(10)a.アジアの国々では必ず主賓を入り口に向かって座らせる。[3]
(『文化が衝突するとき』 2004)
b.蔣介石は一月の廬山会議に歴戦の英雄の鄧演達を来させて、政府は当分南昌に置くという会議の決定に重みを加えようとしたんだろうな。
(『すばる』 2000)
根据使役对象的性质(「主賓」「歴戦の英雄」)及上下文语境,例(10)虽并不表达强制性使役,却仍使用ヲ格标记,笔者认为,这是将A对B的邀请(「誘いかけ」)、安排等视为一种使役作用的结果。
值得注意的是,由于这种情况下A对B的使役作用较弱,在特殊的语境及说话者特别的表达意图下,使役对象可能使用ニ格标记。
(11)a.チャールズは椅子を引き寄せ、メリーを座らせてから、向かいの椅子に腰を下ろした。
(『仕組まれた再会』 2002)
b.「あのう、描いてくれますか?」絵描きは無言で頷き、そばにあった折り畳み式の小さい木製の椅子を差し出して娘に座らせた。
(『薄曇りの肖像』 2002)
例(11)a、(11)b虽表达基本相同的状况,却使用了不同的格标记,原因在于前者侧重于表达使役主体对「メリー」落座的邀请,这体现在「椅子を引き寄せ」「座らせてから、向かいの椅子に腰を下ろした」等的语境中;而后者中虽也有「椅子を差し出す」的动作,但根据语境,其既可被理解为劝诱,也可被理解为许可,使役作用被淡化,因而使用ニ格标记。例(12)a、(12)b在格标记上的差异与此相同,在此不再赘述。
(12)a.だが、二カ月後の総選挙では、何としてでも、現在の政府与党を勝たせたいと思っている人間がいるはずなんだ。
(『文芸ポスト』 2002)
b.さほど重要とは思えないことなら、相手に一歩譲るようにする。ときには、相手に勝たせることも大切だ。
(『あの上司はなぜあなたに干渉したがるのか』 2005)
在表示“A对B施加作用,B在此影响下实施了某项动作”这一意义用法上,第二种与第三种可被视为最典型的使役用法。第四种许可、放任的使役用法与此不同,如在「黙って子供を遊びに行かせた」中,基本看不到这种使役作用的存在。而且,与其说表达的是,“B在A的使役作用下实施了某项动作”,倒不如说是“B先有实施某动作的意愿,而后在A积极的认可或是消极的放任下方才得以实施或继续”,这种情况下的使役性更确切地说是一种容许性。
在此需要注意的是,如果没有A的许可或放任,该动作可能就无法实施或继续,因此,A的许可或放任可被视为一种强度很弱的、保守的使役作用,这样不仅有利于各类使役用法的整体把握,而且有助于解释该用法中使役对象的格标记问题。
(13)a.女子大生はみんなハワイにいく御時世だといわれると、親は無理して借金までして娘をハワイに行かせたりしている。
(『だから私は嫌われる』 1991)
b.無言のまま、若者を勝手にしゃべらせていたドビーは、このとき初めてへんぴな砂漠の舞台装置に気づいたかのように、好奇心から車椅子を動かした。
(『遠い国の犯罪』 1990)
如例(13)所示,无论是积极的许可(a),还是消极的放任(b),均使用了ヲ格标记,笔者认为这正是这种使役作用存在的结果。
当然,由于这种使役作用较弱,而且B基本上按照自己的意志行事,因此,在淡化前者,以后者为焦点的语境中,也可以使用ニ格标记。
(14)a.このとき、十二歳になった二男の少輔次郎が、「わたしにも戦わせてください」といった。
(『小説毛利元就』 1996)
b.ミューラーさん、良かったら、あなたにも試乗させてあげますよ—。
(『人狼城の恐怖』 1997)
如例(14)a中,使役对象如使用ヲ格标记亦可成立,只是其更侧重于征求对方的许可,而ニ格则强调「少輔次郎」主动出征的意志,二者在说话者的表达意图上存在差异;(14)b中,从「させてあげる」的句式来看,这里固然存在使役作用,只是该动作是否得以实施主要还在于使役对象「あなた」的意志,使役作用被淡化,因而使用了ニ格标记。
以上基本以非能格动词使役句为中心对使役对象的格标记问题进行了分析探讨,实际上,上述观点对非对格动词使役句的场合同样适用。如前所述,非对格动词使役句中使役对象只能用ヲ格标记,如例(15)所示。这本质上是由非对格动词的性质决定的,即该类动词的非意志性决定了使役对象B在句中只能作为〈对象〉存在,因而也就只能使用ヲ格标记。例(15)b中「走る」虽为有意志的非能格动词,但「非行に走る」则为一种结果性的非意志用法。
(15)a.只一人の娘をむざむざ死なせるのは情けない。
(『角筆のみちびく世界』 1989)
b.未曾有の食糧難、失業は言うに及ばず就職難などの生活条件が、少年を非行に走らせたのであった。
(『刑事政策』 2003)
综上所述,我们可将语义层面对使役句中使役对象格标记的决定作用总结如表3所示。
图3 使役句中使役对象的格标记(语义层面)[4]
即,由于使役句中必然存在的使役关系,其中使役对象基本可以使用ヲ格标记,只有在特定的语境中,使役作用被淡化,使役对象的〈动作主〉性被凸显时,才用ニ格标记。换言之,ヲ格为使役句中使役对象的无标记形式,而ニ格则为其有标记形式。[5]
3.2 句法层面
上节从语义层面对自动词使役句中使役对象的格标记问题进行了分析,本节将进一步探讨句法层面相关因素对其的影响。
3.2.1 双重ヲ格限制对其的制约
如前所述,自动词使役句中使役对象基本使用ヲ格标记,那么,在该自动词自身亦前接ヲ格补语的情况下,相同格助词在句中的共起是否会引起格冲突,从而对使役对象的格标记产生影响呢?
自动词前接ヲ格补语的情况主要见于以下几种场合,我们对此依次加以分析。
第一,「同族目的語+を+V」。
所谓「同族目的語」是指,如「歌を歌う/踊りを踊る」等的自动词前接与其表示相同意义的名词做宾语使用的语言现象。
(16)a.そして自分の肉体から噴き出す血の火山「オペレッタ」でヨーロッパ中の人々を歌わせ、踊らせたかった。
(『オペラ·ハンドブック』 1993)
b.このおとなしい彼に、人前で愛の歌を歌わせるというのは大変なことでした。
(『ママの子守歌』 2001)
c.劉備と袁術とを戦わせれば、いずれが斃れても、曹操としては、しめたことであった。
(『英雄三国志』 2004)
d.こうして連合艦隊に悔いなき最後の一戦を戦わせることが出来た以上、私の役目も終わったといえるのではなかろうか?
(『ミッドウェーからレイテ海戦まで』 1992)
如例(16)所示,当这些词单独使用时,其使役对象均使用ヲ格标记;而当其前接所谓的「同族目的語」时,则须使用ニ格。这用早津(1995)的观点可以得到较为有效的解释,即当其前接「同族目的語」时已临时他动词化,因而需要使用ニ格标记。换言之,这一现象并非是表层的双重ヲ格限制的结果,这点从例(17)中可以看出。
(17)a.この愛の歌は、太郎{に/∗を}歌わせよう。
b.連合艦隊{に/∗を}戦わせるこの悔いなき最後の一戦即使是在将ヲ格「同族目的語」主题化或连体修饰化,句中不存在其他ヲ格补语的情况下,使役对象也需使用ニ格标记,这符合他动词使役句中使役对象格标记的规则。
第二,「…を+感情動詞」。
(18)a.久し振りの再会は俊也を悲しませてしまったようだ。
(『監獄女医』 2000)
b.また、せっかく民間の日本人を喜ばせようと持って来た品物も、みんな都に搾取されてしまう。
(『蒙古襲来と北条時宗』 2000)
如例(18)所示,感情动词使役句中使役对象需使用ヲ格标记,其不会因为已经带有ヲ格补语而受到双重ヲ格的限制,这是由该类动词特殊的语义和语法特征决定的。具体来说,由于感情动词使役句实质上为表示“A使B处于某种感情状态”的原因使役,如「再会を悲しむ/品物を喜ぶ」所示,感情动词的〈对象〉同时也是致使该感情状态产生的原因。感情动词使役化的过程实质上就是其〈对象〉「昇格」为使役主体的同时,〈主体〉「降格」为使役对象的过程,因此,其不可能构成双重ヲ格。
第三,「…を+移動動詞」。
(19)a.この経はよく一切衆生をして多くの苦悩を離れさせる。
(『日蓮大聖人御書講義』 2002)
b.銅の柱を横にして上から吊し、下からドンドン火をたいて熱くなったところを、受刑者に渡らせるというものである。
(『酒池肉林』 2003)
c.チーナは手錠をはめられた両手をアリエルのあごに当て、彼女に無理やりこちらを向かせた。
(『インテンシティ』 1999)
例(19)分别为“起点/路径/方向”等的ヲ格补语与使役对象的共起用例,从语境来看,其虽表示原因、命令、操作等的强制性使役,格标记上却避开ヲ格,使用ニ格或「をして」等其他标记形式。
笔者以「歩く」「渡る」「進む」等移动动词为例在现代日本语书面语均衡语料库(BCCWJ)少纳言中进行检索,发现该类动词使役句中使役对象基本使用ヲ格标记,检索出的为数不多的ニ格标记形式大都出现在与“路径”“方向”等ヲ格补语共起的场合,具体统计数据如表4所示。
表4 用例调查结果
在笔者较为局限的检索中,与ヲ格补语共起使役对象却依然使用ヲ格标记的仅有1例,且发生在使役对象为无意志名词(「車」)的情况,不能使用ニ格标记的场合,如例(20)所示。由此可以看出双重ヲ格现象在自动词使役句中被限制的倾向性。
(20)南美は結城の同意を求める言葉には答えず、そのまま車を小石でざらつく小道をのろのろと進ませ、ホテルの部屋らしきコテージが立ち並ぶ敷地に入り停車した。
(『すばる』 2001)
不过,自动词使役句中对双重ヲ格的限制与他动词使役句中的该现象有着本质的不同,这点从例(21)中将ヲ格补语连体修饰化或用「とりたて詞」、其他格助词等代替ヲ格助词后使役对象的格标记上可以看出,在此不做详述。
(21)a.一切衆生を離れさせる苦悩。
b.下からドンドン火をたいて熱くなったところまでも、受刑者を渡らせる。
c.両手をアリエルのあごに当て、彼女を無理やりこちらの方へ向かせた。
当然,与双重ヲ格相同,同样作为格重复现象的双重ニ格至少在表层上也是受到限制的。
但由于自动词使役句中使役对象基本使用ヲ格,所以,大部分双重ニ格现象无须刻意避免,这里不再赘述。
3.2.2 使役对象名词主题化
(22)a.おぼえているいつのお母さんよりも幸せで、ほっとしています。お母さんには新婚旅行に行かせてあげなくちゃ!
(『エンジェルとお母さんの結婚』 2003)
b.家康は直属の軍勢を二手に分け、自らは東海道を進み、三男秀忠には中山道を進ませた。
(『週刊ポスト』 2004)
笔者在考察中发现,如例(22)所示,在使役对象主题化或后续「は」表示强调、对比等的情况下,也基本使用ニ格标记。这应该是因为当ヲ格后续系助词「は」时表现为「をは」,如例(22)’所示,这种情况下,不易区分「は」名词句表达的是使役主体,还是使役对象,容易造成句子理解上的混乱。
(22)’a.?お母さんは新婚旅行に行かせてあげなくちゃ!
b.?家康は直属の軍勢を二手に分け、自らは東海道を進み、三男秀忠は中山道を進ませた。
3.3 语用层面
关于语用层面对使役句中使役对象格标记的影响,笔者认为可以从说话者的表达意图及表达心理两个方面进行把握,前者在3.1语义层面的分析中已有过论述,本节主要从后者的角度对该问题简单地加以分析。
在考察中,笔者发现自动词使役句中存在着下面一种现象。
(23)a.使い走りの少年に校正刷りを取りに行かせるのが簡単だった。
(『渡り鳥』 2004)
b.好意的な記事が新聞に出て、にわかに評判になったからご亭主は小僧に銘酒を持って礼に行かせた。
(『世は〆切』 1999)
从使役对象名词的性质(「使い走りの少年/小僧」)及上下文语境来看,例(23)虽表示命令、指示的强制性使役,却使用了ニ格标记,这用笔者前述观点似乎无法解释。但从其表层结构来看,这些句子中使役对象名词均后续有ヲ格名词,那么,这种现象是否也是受到双重ヲ格限制的结果呢?
从其结构来看,使役对象名词与句中存在的另一个ヲ格对象名词分别对应不同的谓语动词,即使使役对象使用ヲ格标记也不会构成双重ヲ格。而实际上,其以ヲ格标记的形式出现的也确有存在,如例(24)。
(24)a.そして、人参畑に手をつける者は銃殺すると言い放ち、金一を人
参畑の主人を捜しに行かせた。
(『金日成回顧録』 1995)
b.なんと緑風は高校生になったばかりの娘を、絵を携えてこの巨匠のもとに母と行かせた。
(『文人の素顔』 2004)
另外,上述结构中对象ヲ格名词句,即「NをVに/NをVて」部分可省略,且省略后使役对象使用ヲ格标记更为自然。
(25)a.使い走りの少年を校正刷りを取りに行かせるのが簡単だった。
b.ご亭主は小僧を銘酒を持って礼に行かせた。
除此之外,例(23)a中在将对象ヲ格名词省略或者连体修饰化的情况下,使役对象用ヲ格标记也足够自然[6],如,
(26)a.使い走りの少年を校正刷りを取りに行かせるのが簡単だった。
b.使い走りの少年を取りに行かせる校正刷り。
由此可以看出,该现象只是为了避免ヲ格名词的相邻使用而产生的表层的语用性表达。那么,这一现象是否只是个例呢?笔者以使用该句型频度较高的「行かせる」为例在BCCWJ少纳言中进行检索,结果如下,从ニ格标记所占的比例可以看出ヲ格名词在句中的相邻使用受到语用性制约的倾向性。
表5 用例调查结果(「行かせる」)[7]
心理语言学中存在着一种「ガーデンパス現象」,如例(27)所示,笔者认为与此本质有着共通之处。
(27)a.太郎が次郎を殴った三郎を注意した。
b.長男が農家を継いだ次男を…(川崎,2005:113)
从结构来看,例(27)实际上是一种嵌入式结构(「埋め込み文」),即将「次郎を殴った三郎/農家を継いだ次男」这个连体修饰结构嵌入到整个主句中,然而,人们的理解模式最初却是线性的(「線状的」),这就导致了人们的理解在「三郎を/次郎を」出现之前会出现偏差,以至于在其出现后需要通过「再解釈」去矫正,这样就导致我们理解句子的时间延长,心理语言学中将这种结构视为「一時的構造曖昧文」。
上述现象虽与此结构不同,但如例(24)所示,这种情况下使役对象如果使用ヲ格标记,相同格助词在句中的相邻使用会导致我们在准确把握句子结构之前出现理解上的混乱,尤其是在两个ヲ格名词性质相同的情况下,如例(24)a,由此,笔者认为,其也可被视为一种「一時的構造曖昧文」,而为了避免由此带来的句子理解上的混乱和读者[8]视觉、心理上的不快感,一般选用ニ格来代替ヲ格标记使役对象。
由此,说话者的表达心理,即如何简洁、明了地表达想要传递的语义,减轻对方理解上的负担等语用因素在某种程度上也会影响我们的语法表达。
4.结语
综上,笔者从语义、句法及语用三个层面对日语自动词使役句中使役对象的格标记问题进行了分析探讨,结论可大致总结如下:
第一,使役句中使役对象的格标记基本上是在语义层面,即由其在句中的语义角色决定的,在表层化的过程中其进一步受到句法及语用层面相关因素的影响和制约,最终以较为多样化,甚至主观化[9]的形式表现出来。
第二,使役对象在句中担任何种语义角色取决于其〈对象性〉和〈动作主性〉哪个被焦点化,这与A对B使役作用的强弱有很大关系,而由于使役句中必然存在的使役关系,在无标记的情况下其一般表现为〈对象性〉。
第三,自动词使役句中使役对象基本使用ヲ格标记,ヲ格为其无标记形式,ニ格为有标记形式。
实际上,上述观点对他动词使役句中使役对象的格标记问题同样适用。他动词使役句中,使役对象虽只能使用ニ格标记,但这只是深层结构的格标记形式在表层化的过程中受到句法层面相关因素制约的结果。对此,留待他稿论述。
参考文献
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【注释】
[1]早津(1995)以小说、随笔、评论文等为对象,从中抽取使役表达约5500例,对其中使役对象的格标记进行了实态分析。
[2]表2中带虚线下划线的c、f、h表示体现出各用法间连续性的用例。
[3]该例为例(1)b的再引用。
[4]○标注部分表示被焦点化的事象。
[5]笔者还以相关研究中出现频率较高的10个自动词词例为对象,在BCCWJ少纳言中进行了使用实态调查,结果验证了该论述的有效性。由于篇幅限制,这里不做介绍。
[6]例(23)b中「銘酒を持って」部分仅为表示伴随状态的附加成分,对此不适用。
[7]笔者将调查范围限定在「書籍·雑誌·新聞·教科書」四类,检索出「行かせ」用例447例,而后,经笔者分类整理得出以上数据。
[8]笔者在此使用“读者”(「読み手」),而非“听话者”(「聞き手」),是因为如果是在谈话的场合,说话者表达中的停顿等副语言信息会给我们结构句子理解提供有益的提示,如,「使い走りの少年を校正刷りを取りに 行かせる」,这样就不会出现太大的理解障碍或不快。
[9]主要指使役作用较弱的自动词使役句的场合。
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