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市場の仕組み

时间:2023-04-13 理论教育 版权反馈
【摘要】:市場の仕組み_中日双语辅导教程 基础篇 文科综合科目 ①価格の自動調節機能:市場では、売り手も買い手も自己中心的に行動するが、価格の変動が需要と供給の不均衡を調整し、需要量と供給量は一致する。市場メカニズムによって資源の最適配分を目指す仕組みが、市場経済である。19世紀末になると世界各国で独占企業が出現し始め、市場に対して大きな支配力を持つようになった。

価格の自動調節機能:市場では、売り手も買い手も自己中心的に行動するが、価格の変動が需要と供給の不均衡を調整し需要量(買い手が購入しようとする量)と供給量(売り手が市場に提供する量)は一致する。この動きを価格の自動調節機能という。

市場経済:価格の自動調節機能は市場メカニズムともよばれる。市場メカニズムによって資源の最適配分を目指す仕組みが、市場経済である。

供給曲線:供給者にとって、価格が高くなれば利潤が増えるので、生産量を増やし、下の図の右上がりの曲線になる。(曲線S、S:Supply)

需要曲線:需要者にとって価格が下がればお買い得になるので、消費量を伸ばし、下の図の右下がりの曲線になる。(曲線D、D:Demand)

★均衡:二つまたはそれ以上の物事の間で、力や重さなどの釣り合いが取れていること(バランス)。

★均衡価格:商品の需要と供給が一致した時の価格を指す。この時の供給数量を即ち均衡取引量という。

数量を横軸(Q)、価格を縦軸(P)とし、供給曲線と需要曲線が交わった交点を(Q0,P0)とする。

P1の場合、供給量は需要量を上回り、超過供給が起きる。この際、生産者は価格の引き下げを行い、余った商品を売ろうとする。P2の場合、需要が供給を上回り、超過需要が起きる。生産者は価格を上げても売れるので、生産を増やす。このように価格の自動調節機能(見えざる手)により、市場で資源の最適配分が行われる。

EXAMPLE

右側の図は東京におけるアイスクリームの需要と供給を表したものであるとする。

需要曲線(D)は右下がりになっている。アイスの価格が安くなればアイスの需要が増大すると考えられる。もしアイスが1個400円もしたら、買う人はあまりいないだろう。逆に1個数十円であれば、アイスを買う人も増えるだろう。供給曲線(S)は右上がりの曲線として描かれる。アイスの価格が高くなれば、アイスの供給も増えると考えられる。逆にアイスの値段が安ければ、アイスを売る人も少なくなるに違いない。もしアイスの価格が1個100円であれば、アイスの需要も供給もちょうど1万個になり、需給が一致する。このように需要と供給を一致させる点を均衡点(E)と呼ぶ。

仮に、アイスの価格が400円の場合、需要は僅か2000個なのに、供給は2万個にもなってしまう。つまり価格が高すぎると、供給ばかり多くて、売れ残りが出てしまう。このような状態を超過供給と呼ぶ。ただ、この状態は長続きせず、供給側は価格を引き下げ、売れ残った商品を売ろうとする。

逆に、アイスの価格が80円と非常に安い場合、需要が15000個もあるのに、供給は僅か5000個にしかない。つまりアイスを買いたくても買えない人が大量に出てしまう。このような状態を超過需要と呼ぶ。この状態も長続きせず、供給側が価格を引き上げ生産を増やしていく。

結局、価格が均衡価格である100円より高くても低くても、需給のバランスが取れない。需給が一致するように、価格が調整されるはずである。超過需要があるときは価格が上昇し、超過供給があるときは価格が低下する。このような価格の自動調整機能が働き、アイスの価格が均衡価格100円に落ち着くはずである。

何らかの条件の変化により、元の需要供給関係が成立しなくなると、需要·供給曲線の一方が平行移動することにより新たな均衡が生じる。その場合を分析する。

★価格の弾力性:価格の変化に対する需要量や供給量の変化の割合を価格弾力性という。価格弾力性が小さいとグラフの傾きが急となり、大きいと傾きが緩くなる。

POINT

生活必需品は価格弾力性が小さい:必需品なので、ある程度高くても皆買う

生活非必需品は価格弾力性が大きい:特に必要でないので、高いと皆買わない

(例:贅沢品など)

独占や寡占のように、経済の自由競争のもとですべてがうまくいくとは限らない。すべてを市場に任せると、かえって市場の原理が働かなくなることを市場の失敗という。市場の失敗は主に独占·寡占の形成、社会的共通資本(公共財)が供給されにくい、企業活動による環境汚染等の外部不経済が挙げられる。

POINT

外部経済:ある経済主体の行動が、他の経済主体に利益を与えること。

(例:家の前に駅が出来たことによって利便性が向上する)

外部不経済:ある経済主体の行動が、他の経済主体に対して損失を及ぼすこと。(例:家の前に駅が出来たことによって騒音に悩まされるようになる。)

独占·寡占市場では価格自動調節機能が失われ、価格は供給需要関係ではなく、企業が恣意的に決めることができる。そのため、値上げをするのは簡単だが、過剰供給や技術革新が起こっても、値段が下がらず(価格の下方硬直性)、消費者の負担を大きく圧迫してしまう。

特に寡占が進んでいる業界はビール、通信、自動車等が挙げられ、その特徴として、新規参入がしづらいという点が挙げられる。また、寡占市場が形成されていない市場でも、価格の競争を避けるため、業界トップの企業が価格を決め、他社もそれに従うプライスリーダー制が形成される。このように人為的に決められた価格を管理価格という。しかし、管理価格が形成されても、企業間の競争はすべてなくなるわけではない。企業間の競争は非価格競争に変わり、企業は自社の市場占有率を高めることを目指すようになる。非価格競争には宣伝費を増やす、デザインなどで差別化を図るなどが挙げられる。

19世紀末になると世界各国で独占企業が出現し始め、市場に対して大きな支配力を持つようになった。そのため、1890年に米国では世界初の独占禁止法が成立した。しかし、この時期の日本には、三井、三菱、安田、住友という4大財閥が存在し、日本経済を支配していた。戦後はアメリカの命令で財閥は解体され、1947年に日本でも独占禁止法[1]が成立した。

市場経済のもとでは、景気は常に変動している。景気の変動は好況、後退(早い後退の場合は恐慌)、不況、回復という様に常に循環している(景気循環)。なぜこのような循環が起こるのだろうか。

好況期は商品がどんどん売れる為、企業はお金を借りてでも、生産を拡大しようとする。しかし、企業は無限に生産を拡大することはできず、これまでに増やした機械や労働力は企業の大きな負担となる。企業は労働者を解雇すると同時に、投資を減少させる。そして景気が後退していく。

しかし、供給が一定まで減ると、需給バランスが回復し、景気は再び上向きになる。政府は金融面や財政面での政策を通じて、大きな変動を防ぐ必要がある。また景気変動に伴う変化の中では、物価や株価の指標の変化(先行指標)が最も早く、その次に雇用人数(一致指標)、最後に設備投資量が変化する(遅行指標)

[链接答案]

1. 需要曲線供給曲線に関する次の文章中のa~dに当てはまる語の組み合わせとして最も適当なものを、下の①~④の中から一つ選びなさい。

次のグラフにおいて、需要曲線aは、価格が下がれば消費者が購入量を増やすことを示している。一方、供給曲線bは、価格が上がれば企業が生産量を増やすことを示している。また、価格がP2のとき、需要と供給は一致し、数量はQ0となる。価格がP1のときは、cが発生するため、やがて価格はdする。

(「2007年度日本留学試験(第2回)試験問題[EJU]」)

2. ある経済主体の活動が、他の経済主体に悪い影響を及ぼすことを「負の外部効果(外部不経済)」と呼ぶ。負の外部効果(外部不経済)への対処として当局が行う政策の例として最も適当なものを、次の①~④の中から一つ選びなさい。

①物価安定のために中央銀行が通貨及び金融の調節をする
②大気汚染を減らすためにガソリン税を増税する
③高齢者向け医療保険を拡充する
④働いている世代から徴収した保険料によって年金を支払う

(「2008年度日本留学試験(第1回)試験問題[EJU]」)

[1]正式名称は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」。

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