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欧米の地理

时间:2023-04-13 理论教育 版权反馈
【摘要】:欧米の地理_中日双语辅导教程 基础篇 文科综合科目 1. ヨーロッパの地形★特に⑥と⑦の川は、国際河川として水にとって重要である。オランダの正式名称はネーデルラントで、首都はアムステルダム。一方で北部はミラノ、トリノ、ジェノバの三大都市を中心に、アルプ

1. ヨーロッパの地形

特に⑥と⑦の川は、国際河川として水運にとって重要である。国際河川:複数の国にまたがって流れる川で、どの国の船も自由に航行できる。

2. ヨーロッパの気候

西ヨーロッパは北海道よりもさらに高緯度に位置しているにもかかわらず、暖流の北大西洋海流とその上を吹く偏西風のため、比較的温暖な西岸海洋性気候を示す。また、南ヨーロッパは北海道とほぼ同等の緯度だが、夏は非常に暑く、地中海性気候を示す。しかし、中央ヨーロッパなどの内陸部は寒暖の差が激しく、冷帯になっているところが多い。

3. ヨーロッパの住民

住民のほとんどはキリスト教を信仰している。北西ヨーロッパはゲルマン民族が多く、プロテスタントが多い。また、南ヨーロッパはカトリックを信仰するラテン民族が多い。また、バルカン半島、東ヨーロッパはギリシャ正教(東方正教会)を信仰するスラブ民族が多い。以上の三つの民族をヨーロッパの三大民族という。また、アジア系の民族はフィン人(フィンランド)とマジャール人(ハンガリー)がいる。主に存在する民族紛争は北アイルランドにおけるイギリス系住民(プロテスタント)とアイルランド人(カトリック)の対立と、ユーゴスラビアの解体における民族対立、スペインのバスク人問題などがあげられる。

1. フランス

土壌の質が良く、西ヨーロッパの最大の農業国となっている。特に生産量が多いのは小麦で、主にパリ盆地の周辺で栽培がおこなわれている。中部の丘陵地ではブドウが栽培され、ワイン酒が有名である。また、南部の地中海沿岸は地中海気候のため、オリーブやブドウなどの果樹栽培が盛ん。大規模な農業経営が多く、食料自給率は100%を超え、農作物の輸出国になっている。また、鉱業はロレーヌ地方で鉄鉱石を産出し、北部の炭田とドイツのザール炭田を結んで、鉄鋼業が発展した。そして、電力の面では発電量の78%を原子力に頼っている。また、アメリカに次ぐ世界第二位の航空機生産国で、エアバスの製造に携わっている。第二次世界大戦後、大きな政府を掲げ、国有化による産業の合理化を図った。

2. ドイツ

第二次世界大戦で敗れ、東西に分裂するも、西ドイツはアメリカの援助で奇跡的に経済復興を遂げた。ドイツは国家統一、そして産業革命が遅れたため、植民地を持たず、石炭が豊富でライン川の水運を活用できるルール地方に資本が投下され、その結果、ルール工業地帯を中心に工業が発展した。

長年にわたる経済発展により不足した労働力を補う為、多くの外国人労働者(ガストアルバイター)を受け入れてきた(初期は南ヨーロッパ、近年は東欧そして北アフリカやトルコ)が、様々な問題が引き起こされている。農業はフランスと比べてあまり盛んではなく、小麦やライ麦が栽培され、ライン川沿いではブドウの栽培も行われている。

3. イギリス

イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの四地域からなる連合国。このうちイングランドはロンドンを中心にしたイギリスの中心的地域で、国土の半分の面積を占め、人口も80%を占める。イギリスはかつては多くの植民地を持ち「太陽の沈まぬ国」と、またいち早く産業革命を達成し圧倒的な工業力を持っていたため「世界の工場」と呼ばれていた。また、植民地との間で連合体を作り、特恵関税制度を構築していたが、現在は対等で自由な連合体(イギリス連邦)となっている。

20世紀に入ると他の資本主義諸国が次第に力をつけ、イギリスの国際競争力は低下した。特に第二次世界大戦後は植民地のほとんどが独立し、政府は「ゆりかごから墓場まで」という言葉に表される高福祉政策と主要産業の国有化による産業の保護を行ったが、社会保障負担の増加やストライキの多発によって国際競争力はますます低下した。これを英国病と呼ぶ。1970年頃から国家政策を大きく転換させ、ヨーロッパ他国との連携を強めた(EC加盟)。また北海油田の開発を行い、石油輸出国になった。1979年以降マーガレット·サッチャー政権のもとで、民営化や規制緩和が行われ、小さな政府へと転換したが、依然イギリスは北欧諸国に近い高福祉政策を維持している。

4. ベネルクス3国

ベネルクス3国とはベルギー、オランダ(ネーデルラント)、ルクセンブルクの3国の頭文字をとった総称。ヨーロッパのほぼ中央に位置し、どれも小さな国家だが、戦後いち早く経済同盟を結成し、工業、金融などが発展し現在の一人当たりのGDPは世界的に見ても上位に位置する。

ベルギーの首都ブリュッセルにはEUの本部が置かれている。北部は酪農や先端技術産業が有名で、フラマン語を話すフランデレン人が多い。南部はベルギー炭田を中心に鉄鋼業が発達し、フランス語を話すワロン人が多い。オランダの正式名称はネーデルラントで、首都はアムステルダム。国土の多くが干拓地(ポルダー)であり、4分の1は海面下に位置する。穀類と根菜類の栽培と酪農も盛んで、風力発電でも有名。かつてオランダは世界貿易の中心であり、今もヨーロッパの交易の中心である。ロッテルダムの西にユーロポートが建設され、世界第三位の貿易港となっている。ルクセンブルクは各国からの投資が集中し、世界有数の経済強国として知られている。

5. アルプスの国々

スイスとオーストリアのどちらも永世中立国[1]である。スイスのジュネーブは多くの国際機関が集まる政治的な都市として知られ、産業としては精密機械工業が大変有名。オーストリアの首都ウィーンはハプスブルク朝から続く芸術の都市として知られている。

1. イタリア

イタリアの国土の多くの部分は地中海気候を示し、地中海式農業が行われている。イタリアでは南北問題という地域格差が問題となっている。南部は生産性の低い農業が多く、工業が発達していない。失業率は高く、マフィアの影響が強い。一方で北部はミラノ、トリノ、ジェノバの三大都市を中心に、アルプスの水資源を利用して、重工業が発達。また、ファッション産業も盛ん。イタリアは世界遺産が世界で最も多い(47)国でもある。

2. スペイン、ポルトガル、ギリシャ、マルタ

ギリシャの首都のアテネには数多くの遺跡があり、ギリシャの観光業は大変盛んである。ギリシャは3000個以上の島から成っているため、海運業も盛んである。国土全体の多くは山地であるため、耕作はあまり行われず牧畜が中心。

スペインはイベリア半島に位置し、国土の多くは地中海性気候に区分され、オレンジ、オリーブ、ブドウの生産量が多い。ワインもフランス、イタリアと並んで世界トップの生産量を誇る。内陸部にはイベリア高原という乾燥高原が広がる。バレンシアを中心に重工業が発展しているが、ヨーロッパの中では経済発展が遅れている国に当たる。スペイン語を話す人口は世界第三位で、特に中南米ではブラジル以外はほとんどが使用されている

ポルトガルは経済発展がかなり遅れていたものの、賃金が安いため、EC加盟後は域内の工業国からの工場進出が多い。ポルトガル語は南米のブラジルで公用語として使われている。スペインと同じく地中海式農業が中心。

地中海に浮かぶマルタは米ソ冷戦の終結を宣言した場所として知られている。

北欧五国とはスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドを指す。そのうちスウェーデン、ノルウェー、フィンランドはスカンディナヴィア3国として知られる

スウェーデンは高福祉国家として知られているが、税金負担は大きい。また、国土全体が高緯度に位置するため、極夜と白夜が存在する。森林資源、水資源、鉱産資源が豊富。

ノルウェーは西岸海洋性気候を示すため、冬でも比較的温暖で、世界最北の不凍港ハンメルフェストがある。また、西岸にフィヨルド地形が見られる。森林資源、水資源、鉱産資源が豊富。また、北海油田があり、石油や天然ガスも産出する。工業はアルミ精錬業が発達している。

フィンランドはフィン人というアジア系住民が多く、森林資源、水資源、鉱産資源が豊富。パルプ工業や製紙が盛ん。

デンマークは特に畜産、水産が大変盛んで、EUをはじめ世界各国に多くの輸出をしている。

アイスランドは島全体が火山島となっている。南部は西岸海洋性気候のため、比較的暖かいが、北部はツンドラ気候となっている。また、日本と同じように魚の消費量が多く、漁業を国家の産業の一つの柱にしている。

東ヨーロッパの主な民族はスラブ民族が中心だが、ハンガリーのマジャール人(アジア系)やルーマニアのラテン系など多くの民族がいる。第二次世界大戦後、ソ連の衛星国として、社会主義国家が多く誕生した。ソ連時代は民族運動や民主化運動はソ連によって弾圧されていたが、ソ連が解体すると民族対立が爆発し、90年代には国際紛争の舞台になることが多かった。ユーゴスラビアの解体に伴って大規模な紛争が発生した。

ユーゴスラビア紛争:ユーゴスラビア連邦解体の過程で起こった内戦である。1991年から2000年まで主要な紛争が継続した。主なものとして、1991年の十日紛争、1991年-1995年のクロアチア紛争、1992年-1995年のボスニア·ヘルツェゴビナ紛争、1999年-2000年のコソボ紛争、2001年のマケドニア紛争がある。特にコソボ紛争では虐殺も起き、NATOが介入するに至った。今現在でもすべての国がコソボの独立を認めているわけではなく、問題が完全に解決したとは言えない。

首都を覚えておこう

1. アメリカの地形

アメリカは日本の約25倍の面積を持ち、アラスカやハワイを除く大陸部だけでも、経度差は60度あり、四つの標準時がある。東部は安定陸塊の丘陵地が多く、古期造山帯でなだらかなアパラチア山脈や五大湖がある。五大湖とはスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖の5つでアメリカとカナダの国境となっている。大西洋沿岸には海岸平野が発達し、中部はグレート·プレーンスと呼ばれる大草原が広がる。一方で、西部は新期造山帯となっていて、険しいロッキー山脈など、標高が2000mを超す場所も多い。金属資源は西部の方が埋蔵量が多い。

2. アメリカの気候

アメリカの気候は西経100度を境に大きく異なる。フロリダ半島の南部は熱帯気候になっており、避寒地として有名だが、ハリケーンの被害も多い。西部にはステップ気候や砂漠気候などの乾燥地帯が広がる。また、ロッキー山脈周辺には高山気候も広がる。太平洋沿岸は地中海性気候となっている。カナダの太平洋沿岸は西岸海洋性気候となっている。一方で東南部は温暖湿潤気候、東北部からカナダの北部と東南部にかけて冷帯湿潤気候が広がる。

3. アメリカの歴史と社会

もともとアメリカ大陸にすんでいた先住民はインディアンだが、17世紀にヨーロッパ人が移住し、開拓を始めた。そして1776年に東部の13州が独立を宣言した。その後も買収·合併を通して、フロンティアが西へ移動した。一方で先住民の住む土地は次々と奪われ、1890年にはフロンティアの消滅が宣言された。19世紀は工業化の進んだ北部と奴隷による綿花栽培が中心の南部が対立し、南北戦争(1861~1865)が起きたが、北部が勝利し、アメリカの資本主義は本格的な発展を始めた。そして、二度にわたる世界大戦で戦場になることなく、世界で指導的地位を確立した。現在は50の州から成る連邦国家。またアメリカ大陸以外にもハワイ、グアム、サイパン、プエルトリコ、ミッドウェーなどを領土として持つ。

4. アメリカの人種

アメリカは多民族国家と言われ、多くの人種が存在する。そのうちの四大人種と言われているのが白人、インディアン、黒人、ヒスパニックで、そのほかにユダヤ系やアジア系の移民も多い。ユダヤ系住民はさまざまな面において、強い力を持つ。白人は人口全体の80%を占める。アングロサクソン系の白人のプロテスタントは特にワスプ(WASP)と呼ばれ、上流階級を形成している。そのほかプエルトリコ人やイタリア人移民も多い。先住民であるインディアンは全人口の1%にも満たず、西部に保留地が設けられている。黒人は全人口の12%を占めるが、長らく差別を受けてきた。1863年に奴隷解放が行われたものの、1965年になるまで黒人の公民権は認められなかった。ヒスパニックは全人口の12.5%を占めるメキシコ系を中心としたスペイン語を話すアメリカ人である。南西部に集中し、英語が話せず、また人口増加率も非常に高い。特にアメリカでは黒人やヒスパニックの犯罪率が高く、ニューヨークのハーレム地区のように、都心の中でスラム街を形成する。

5. アメリカの産業

アメリカで特に世界で高い技術力を誇るものに宇宙、原子力、航空機、ITが挙げられる。これらの産業は莫大な資本を必要とするが、国家軍需と軍事産業の強い結びつきで、産軍複合体という形態で発展を遂げた。また、アメリカには少数の大財閥が存在し、巨大な企業グループを形成している。これらの企業は発展途上国のみならず、先進国にも莫大な投資をしている一方で、国内への設備投資には消極的で、産業の空洞化を引き起こし、大幅な貿易赤字の一因にもなっている。アメリカの重工業地帯は五大湖周辺に集中し、半導体などの先端技術部門は北緯37度以南のサンベルトに集中する。アメリカは世界有数の資源大国であるにもかかわらず、国内での開発コストが高いため、多くを輸入に頼っている。

6. アメリカの農業

アメリカは世界有数の農業大国であるが、就業人口のわずか2%しか農業人口がいない。面積の大きな平地が多く、大規模な機械化が進んでいること、大農法による適地適作が行われていることが理由として挙げられる。アメリカの農業には大企業が参入し、農業のビジネス化(アグリビジネス)が進んでいる。アメリカで特に生産量が多い作物は小麦(世界全体の39%)、トウモロコシ(世界全体の40%)、大豆(世界全体の9%)である。生産過剰になりやすく、このうち3割から5割は輸出している。このような大規模農業は環境にとって大きな負荷となり、地下水の枯渇や塩害などの問題が出てきている。

補足:アメリカの主要都市

(1)北東部:イギリスの清教徒を乗せたメイフラワー号が到着して以来、早くから植民地化され、ヨーロッパの伝統が残る地域(ニューイングランド)。アメリカ政治経済の中心

①ニューヨーク:マンハッタンにあるウォール街、国連本部など、世界の金融と政治の中心地となっている。アメリカで最大の都市

②ワシントンD.C.:アメリカの首都で、どこの州にも属さない都市。人口は60万の小さな都市。黒人が70%を占め、治安が悪い

③フィラデルフィア:独立宣言が行われた都市

④ボストン:学問の中心地として知られ、ハーバード大学やマサチューセッツ大学がある。また、ニューイングランドの中心地でもある

(2)中部:農牧業や鉱工業が盛んな地域

①シカゴ:ミシガン湖の南岸にあるアメリカ第三の大都市。グレートプレーンズやプレーリーを背後にひかえ、食品工業の中心地として発展

②デトロイト:五大湖沿岸の自動車工業都市。治安が悪い

③ピッツバーグ:五大湖沿岸の鉄鋼業都市

(3)南部:これまで北部と比べて発展が遅れていたが、石油産出や先端技術の開発で工業化が進み、太平洋沿岸とともにサンベルトと呼ばれている

①ニューオーリンズ:フランスの移民によって古くから発展した。南部最大の貿易港を持つ

②アトランタ:黒人の低賃金労働により、古くから綿工業が発展

③ヒューストン:宇宙産業や石油化学が発達

④バーミングハム:鉄鋼業が発展

(4)太平洋沿岸:カリフォルニアが中心地、アジア系住民が多い

①ロサンゼルス:アメリカ第二の都市。各種工業がさかん

②サンフランシスコ:港湾都市として知られている

③シアトル:航空機工業がさかん

(5)アラスカ:もともとはロシアの領土であったが、アメリカが買収し、49番目の州となった

アンカレジ:アラスカ最大の都市

(6)ハワイ:地域上ポリネシアに属するが、1959年に50番目の州となった。日系人が多い

[链接答案]

1. 次のA~Cは、地中海諸国を説明した文である。A~Cの国名の組み合わせとして最も適当なものを、下の①~④の中から一つ選びなさい。

A:国土の大部分が高原地帯にあり、オレンジ類の輸出は世界一である

B:火山帯に位置する火山国であり、南部と北部の経済格差が大きい

C:約3000の島からなり、海運業や観光業が盛んである

(「2006年度日本留学試験(第2回)試験問題[EJU]」)

2. 次の国の中で現在までのところEUに加盟していない国を、次の①~④の中から一つ選びなさい。

①スイス
②フランス
③ギリシア
④クロアチア

3. 次のEU加盟国①~④の中でユーロを通貨として用いていない国を、一つ選びなさい。

①イタリア
②ドイツ
③イギリス
④ギリシア

[1]他国間の戦争に関与せず、また同盟国を持たない国のこと。

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